心理学と錬金術 I 新装版

  • 人文書院 (2017年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (326ページ) / ISBN・EAN: 9784409330555

作品紹介・あらすじ

無意識の世界と錬金術の間にパラレルな関係を発見したことによって自らの思索を深めたユングの代表作。夢の分析から始まり、曼陀羅象徴の研究、錬金術論と、その独創的見解は、従来の文学、民俗学、宗教学、神話学、哲学の研究に大きな転回を迫るだろう。図版111葉を添える。新装版。

みんなの感想まとめ

夢と無意識の関係を探求し、ユングの独自の視点から心理学と錬金術の交差点を描いた作品は、豊富な事例と深い思索が特徴です。ユングは、夢の分析を通じて人々の意識や無意識の普遍性、さらには宗教的側面にまで踏み...

感想・レビュー・書評

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  • (初版を読んで)
    豊富な夢の事例と、ユングによる精神分析の実体験から、夢の意味等を説明し、人々の意識(無意識)の普遍性、宗教性について解説する。

  • ユングの主著の一つ。

    コンセプトとしての集合的無意識や元型については、一定の説得力があるように思えるのだが、それが具体的にどう心理療法で使われるのかというのは、今ひとつ分からない感じがしていた。

    そういうなか、これはある患者?のたくさんの連続した夢を全体のコンテクストを踏まえつつ、解釈していったもの。

    当然、なかには患者の個人的な経験に属するものもあるが、ここではもうすこし深い集合的無意識レベルでの夢を錬金術のイメージなどを使いながら、読み解いていく。

    ユングのその方法の科学性、臨床事例からの積み上げであることを強調するが、キリスト教や錬金術の知識のあまりない私には、恣意的というか、すくなくともヨーロッパ文化圏での解釈かな〜と思える。

    人類共通の元型を論じるだけの説得力はないと思う。

    であるとしても、個人よりも深いある文化集団における集合的無意識とすれば、それなりに意味はあるかな???

    概念としての集合的無意識を具体的な現実理解につなぐことの難しさをあらためて思った。

    21世紀の現在からみると、これは、ちょっとオカルトで、とても科学的なものには思えないのだが、システム理論などで、構造を理解するときにも、同じような間違いを犯していないとはいえないだろう。

    たくさん錬金術の図版がのっていて、読んでいて楽しい本ではある。

  • 新装版!

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    無意識の世界と錬金術の間にパラレルな関係を発見したことによって自らの思索を深めたユングの代表作。夢の分析から始まり、曼陀羅象徴の研究、錬金術論と、その独創的見解は、従来の文学、民俗学、宗教学、神話学、哲学の研究に大きな転回を迫るだろう。図版111葉を添える。新装版。
    http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b310873.html

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著者プロフィール

昭和15年生まれ。九州大学文学部独文学科卒、九州大学大学院文学研究科独文学専攻、神戸大学助教授、鹿児島大学教授を経て、平成元年九州大学文学部助教授、6年教授。16年定年退官。17〜23年長崎外国語大学学長。はじめは中国文学を志していたが、ドイツ文学者の高橋義孝の著書『森_外』に感銘を受けてドイツ文学に転向。心理学者ユングの後半生の代表作である『心理学と錬金術』『結合の神秘』を翻訳した。そのほかの訳書に『フロイト書簡集』『ユング心理学入門』『トーマス・マン』『フロイド選集7芸術論』などがある。

「2015年 『芸術論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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