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- 本 ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784409340561
作品紹介・あらすじ
自閉症者にはどのような精神的メカニズムがはたらいているのか? 彼らが「考える」内なる世界に、精神分析アプローチからせまる。フランス精神分析による六つの臨床ケースと分析
「すなわち精神分析は、私たちが生きることそのものが、暴力に満ちた生と、刺激のゼロ地点としての穏やかな死とのあいだの、緊張関係のなかにあるとみなす。そして自閉症者は、この二つのあいだで別の道を見出す。(…)本書でめざすのは、常同行動などの自閉症的症状を避難所として保持しながらも、生と死の緊張関係を垣間見させるような臨床である。そして、それが可能となる重要な契機として、子どもの臨床を通して分析家が体験する逆転移の苦痛を据えていることが、本書の特徴である」(訳者解題より)
〇目次
第1章 交差
第2章 同一化
第3章 自閉症的思考、それは一次マゾヒズムの回避なのか?
第4章 二重構造とナルシシズムの構成
第5章 穴の穿たれた身体
感想・レビュー・書評
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2月新着
東京大学医学図書館の所蔵情報
http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003583630詳細をみるコメント0件をすべて表示
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