ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧 第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスク
- 人文書院 (2023年2月17日発売)
本棚登録 : 48人
感想 : 3件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (398ページ) / ISBN・EAN: 9784409510971
作品紹介・あらすじ
歴史を奪いあう地、それは果たして誰のものか。
暴力と民主主義が交錯するポスト大戦期、ナショナリズムが高揚する中東欧。
各国の思惑が渦巻く中、人々は何を求めて新たな国民概念を創りあげ、分離主義運動を行ったのか。
「脱国民国家化」するヨーロッパで今なお余燼がくすぶる歴史問題の淵源に迫る力作。
シュレージエンの支配国がドイツからポーランドに代わり、地域名称も「シロンスク」へと移り変わった現代でも、地域住民の多くが「シロンスク人」を自らの帰属集団と自覚し、その一部は自治権を求める運動を今なお展開しているのである。この帰属意識に基づいた地域的な権利をめぐる争いという観点から見ても、第一次世界大戦の「戦後」はシュレージエン/シロンスクにおいて終わってはいなかった。本書はその淵源のひとつを探る旅でもある。(本書より)
みんなの感想まとめ
歴史的なナショナリズムと国民国家の形成過程を掘り下げる本書は、ポスト大戦期の中東欧における複雑な帰属意識や地域的権利の争いを実証的に探求しています。シュレージエン地域の変遷を通じて、国民や民族の定義、...
感想・レビュー・書評
-
オーバーシュレージエン問題。
国民国家における問題が凝縮されている。国民=民族なのか?国民の範囲はどこまでをふくまれるのか?その国民が作る国家とはどうあるべきなのか?
現代社会における問題の源流を実証的な研究を基に探ることができる
一地域の一時代の事柄としてだけでなく深い読み込みが出来る本でした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・6F開架:234.07A/Ki47d//K
