昭和5年、大阪・島之内で二百年以上続いた旧家の次男として生まれる。 旧制中学入学、移行した新制高校を病気のために中退。療養後、大阪府立中之島図書館の非常勤嘱託、関西大学講師などを経て、昭和59年から平成2年まで関西大学文学部教授を務める。 専門は書誌学、大阪庶民文化、上方落語史、近世文学など広範囲にわたる。 著書:『上方風雅信』(人文書院)『上方学藝史叢攷』(青裳堂書店)他多数。 「2019年 『再見 なにわ文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」