アジアびとの風姿 (近現代アジアをめぐる思想連鎖)

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  • 人文書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409520666

作品紹介・あらすじ

司馬遼太郎や徳富蘇峰、電通創業者の光永星郎、諜報活動に従事した宗方小太郎や石光真清、日本人教習の中島半次郎や中島裁之など、アジア各地を自らの故郷と思い、生死の場としたあまたの人びとの軌跡が、ここに蘇る。日清・日露から台湾統治、韓国併合、満洲国建国の時代、これらの人びとは、近代のあるべき姿をどう思い描いたのか。台湾統治、閔妃暗殺事件、新聞発行、日本語教育など、深く歴史にかかわりながらも歴史の陰に埋もれた「アジアびと」の姿を描き出す。



同時刊行『アジアの思想史脈』





★著者のメッセージ


人びとの夢のありかは、アジアだった


アジア各地を自らの生死の場とした人びとの軌跡が、ここに蘇る。


いま、異郷や故郷を思って生きる人びとにおくる。

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著者プロフィール

1951年、熊本市生まれ。東京大学法学部卒。衆議院法制局、東京大学社会科学研究所、東北大学日本文化研究所などを経て、2017年に京都大学人文科学研究所を退職。主な著作に『法制官僚の時代』『近代日本の知と政治』(ともに木鐸社)、『キメラ―満洲国の肖像』(中央公論新社)、『思想課題としてのアジア』(岩波書店)、『憲法9条の思想水脈』(朝日新聞出版)、『アジアの思想史脈』『アジアびとの風姿』(ともに人文書院)がある。

「2018年 『唱歌の社会史 なつかしさとあやうさと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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