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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784409520802
作品紹介・あらすじ
エンジニアたちの「大東亜」
戦時下において「技術」に希望を託し、合理的な統治と動員体制を築こうとした革新官僚と技術者たちがいた。帝国日本にとって「技術」とは何だったのか。「大東亜」建設の実相に、新たな視角から迫る力作。
アジア・太平洋戦争期、帝国日本の戦時動員のため「技術」という言葉が広範に使用されていた。それは単に科学技術だけではなく、社会全体の統治にもかかわるイデオロギーであった。狂信的な言説が吹き荒れたと思われる時代は、実は科学的・技術的な言説が力を持った時代でもあったのだ。本書では、革新官僚と技術者たちの動向を中心に、満州と中国における巨大建設プロジェクトを詳細に分析しつつ、戦後までをも貫く「技術」言説を思想史的に描き出す。新たな視角から帝国日本の核心に迫る、急逝した気鋭のアメリカ人研究者の遺作となった画期的研究。
〇訳者・解説陣
三原芳秋(序章)
金山浩司(一・二章)
栢木清吾(三章)
山品晟互(四章)
小野萌海(四章)
井上雅俊(五章)
内川隆文(終章)
辛島理人(終章)
藤原辰史(解説)
感想・レビュー・書評
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【2022年度「教職員から本学学生に推薦する図書」による紹介】
松本ますみ先生の推薦図書です。
<推薦理由>
アジア・太平洋戦争期の狂信的な言説が吹き荒れた時代、科学・技術という言葉はまた軍事力増強と植民地主義拡大の遂行のため大きな影響力をもつことになりました。それを推進したのは革新官僚と技術者でした。巨大プロジェクトは、占領下中国大陸でも遂行されました。日本敗戦後、科学技術大国として再生を期した日本は、「総合的技術」という合言葉のもと、再び国土改造など大きなプロジェクトに参与しました。
戦前と戦後の国家主導の「科学技術」重視の連続性と理系学問のあり方を批判的に鋭く描く力作です。理系のみなさんだからこそ読んでほしいと思います。
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https://mcatalog.lib.muroran-it.ac.jp/webopac/TW00365574 -
502.1||Mo
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東2法経図・6F開架:502.1A/Mo39d//K
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