「戦争ごっこ」の近現代史 児童文化と軍事思想

  • 人文書院 (2023年11月30日発売)
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (342ページ) / ISBN・EAN: 9784409520918

作品紹介・あらすじ

軍事大衆文化のなかで動員される子供のイメージはいかなるものであったのか



---日清・日露の戦争ごっこから現在の安全保障問題と萌えミリまで



子どもや子ども時代が、いかに象徴的なものとして構造化され軍国主義への強力な修辞の道具として機能してきたかを検証する。





本書では、近現代日本における軍国主義と平和化の過程で、権力者が子どもをどのように利用してきたかが描き出されている。著者が提唱する「感情資本」とは、大人が子どもに対して持つべき感情とともに、子どもに帰属する感情のことであるが、このような「感情資本」は、日本の日清・日露の戦争勝利、太平洋戦争、連合国による日本占領、そして現代の世界的な平和創造へ決定的な役割を果たしてきた。絵本や地図、広告ポスターなどさまざまな図像を示しながら鋭く迫る。



○目次



目次

序章 傷つきやすさの仮説



Ⅰ部 戦争ごっこ

第1章 陣取りゲーム

第2章 紙の戦争



Ⅱ部 戦争のイメージ

第3章 無邪気さという道徳的権威

第4章 戦争をクィアする



終章 ピンク色の赤ちゃんのルール



文献

訳者あとがき



 

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 女の本屋 > わたしのイチオシ > サビーネ・フリューシュトゥック著/中村江里・箕輪理美・嶽本新奈訳『「戦争ごっこ」の近現代史―児童文化と軍事思想』   ◆平井和子(一橋大学ジェンダー社会科学研究センター客員研究員) | ウィメンズアクションネットワーク Women's Action Network
    https://wan.or.jp/article/show/11001

    Sabine Frühstück – East Asian Languages & Cultural Studies
    https://www.eastasian.ucsb.edu/people/faculty/sabine-fruhstuck/

    「戦争ごっこ」の近現代史 - 株式会社 人文書院
    http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b632906.html

  • ふむ

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

【著者】サビーネ・フリューシュトゥック
Sabine Fruhstuck/1965年生まれ。ウィーン大学大学院博士課程修了。博士(日本社会学)。カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授。専門は近現代日本文化研究。主要編著に、Gender and Sexuality in Modern Japan (Cambridge University Press, 2022)、Uneasy Warriors:Gender, Memory and Popular Culture in the Japanese Army (University of California Press, 2007、『不安な兵士たち』原書房、2008として邦訳)、Recreating Japanese Men (University of California Press, 2011、『日本人の「男らしさ」』明石書店、2013として邦訳)など多数。

「2023年 『「戦争ごっこ」の近現代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

サビーネ・フリューシュトゥックの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×