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Amazon.co.jp ・本 (212ページ) / ISBN・EAN: 9784409530191
みんなの感想まとめ
宗教とその社会的影響を深く探求するこの作品は、個人と社会の両面から宗教の役割を明晰に分析しています。著者は、宗教が生存に欠かせない要素であることを示しつつ、宗教の必然性に疑問を投げかける視点を提供しま...
感想・レビュー・書評
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宗教を社会と個人の両方から分析した傑作。短く簡潔かつ明晰。そして生存にじかに関わるものとしての宗教という視点は独特。私は宗教の必然性に対して疑ってはいるが、それに近いものが人間の生存に必要であることは納得しそうである。
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マリノフスキーは原初的状態の人間に、その生活上の知識に、理性的認識と科学の萌芽を認める。そして呪術とは理性的認識の誤用から行われたものではなく、それには独自の領域があり、すなわち人間が自らの支配出来るもの・領域とそれを超えるものとの境界を知り自分達の領域でなし得る事をなした上でそれでも残る外的な・不可解な力の影響に抗する為に行われるものであるとする。そして呪術の中心にあるのは呪文であるとする、それは受け継がれたものであり受け継がせるもの、遵守するもの、すなわち伝統である。
彼は宗教において根本的なものを個人的なものであるとする。
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