陰陽五行と日本の民俗

著者 :
  • 人文書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409540107

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  • 日本の民俗における五行バイアスを探る。
     寅申信仰、雷観、春におけるメタル属性をどうやって払うか儀礼、など。
     あとは易による十二月の属性を、収録。十一月が子の月なのでこれは便利。

  • じつに興味深い。タイトルを銘打っているだけあってのタイトル。すべてのことには必ず動機がある。動機なしにすべては存在しえず、すべてはすべてを面目で補っているから動機の内容にここまで魅かれるのだろうかと。

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著者プロフィール

吉野 裕子(よしの・ひろこ) 1916年東京に生まれる。1934年女子学習院、1954年津田塾大学、各卒。 1975~87年学習院女子短期大学非常勤講師。 1977年『陰陽五行思想からみた日本の祭』によって東京教育大学から文学博士の学位を授与される。 2008年没。 著書:『扇』(初刊1970年、再刊1984年、人文書院)、『隠された神々』(初刊1975年、再刊1992年、人文書院)、『陰陽五行思想からみた日本の祭』( 初刊1978年 再刊2000年、人文書院)、『五行循環』(人文書院、1992年)『十二支』(人文書院、1994年)、『ダルマの民俗学』(岩波新書、1995年)、『陰陽五行と日本の天皇』(人文書院、1998年) 、『易・五行と源氏の世界』(人文書院、1999年)、『古代日本の女性天皇』(人文書院 2005年)『吉野裕子全集』(全12巻、人文書院、2007~2008)など。

「2021年 『十二支 新版 易・五行と日本の民俗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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