もういちど読む数研の高校地学

制作 : 数研出版編集部 
  • 数研出版
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本棚登録 : 49
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784410139598

作品紹介・あらすじ

最新の高校地学の教科書を、通読しやすいよう再編成。地震、噴火、気象と気候、地球の進化、惑星や恒星など、地学現象を基本から理解する決定版!

感想・レビュー・書評

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  • とにかく、詳しい。通読には向かないものの、図表やデータが豊富でカラーで綺麗だから、わからないことがあった時の辞書的に使うことができる。
    高校地学というものの、大昔に習った身としては。「こんなん絶対習ってへん。」という内容ばかりだ。
    NHKの高校講座「地学基礎」がインターネットで無料で見れるので勉強してみた。
    こちらはわかりやすくて感動的だった。NHKなのにゆるーい感じで、つぼをうまく押さえている。
    1.宇宙の誕生や地球の誕生については、進歩著しいと思った。
      (ビッグバンが137億年前と言い切っているのは感動的。宇宙の塵がうずを
       巻いて固まって惑星ができてゆく動画は面白かった。ブラックホールやブ
       ラックマターも研究者視点で正面から問題提起しているのが好感が持て
       た。)
    2.プレートの話は地震大国、火山大国の日本としては必須だと思った。
      でも、習った覚えはない。
      (インド大陸がプレート活動で大陸にぶつかってエベレストができた話は感
       動的。今も高くなっているそうだ。)
    3.太陽と地球のエネルギー収支や地球の温度差を解消する風や海流は気象の基
      礎。エルニーニョやラニーニャをちゃんと教えているとは思わなかった。
      (結構、地球環境はデリケートなことがわかる。火山の大噴火の噴煙で太陽
       が遮られ地球の温度が下がったり、空気中に0.04%しかない二酸化炭素で
       温室効果が影響を受けたりする。)

    →このあと、もう一度この本を読んでみると、テレビで出てきた代表的な図表はほとんど出ているし、もっと詳しい説明がされているので大変勉強になる。
    ex. ハワイやアメリカは日本に近づいており、オーストラリアも近づいているので、2.5億年後には超大陸アメイジアというのができて、オーストラリアがぶつかるとエベレストのように山ができるかもしれないとのこと。

    46億年前に誕生した地球の歴史が「風光明媚」とされる風景や日常の風景の中に溶け込んでいることは、感慨深い。
    希少金属=火山活動により地底から運ばれてきた物、であり、火山大国の日本には鉱物が豊富だった=黄金の国ジパングと呼ばれた、という発見もあった。今、海底鉱床がたくさん見つかっているのも当然の話。

  • 数研の「もういちど読む〜」シリーズ。
    理系科目では影の薄かった地学もしっかり出してくれたのは嬉しい限り。
    構成が、最初の方に結構数式が出てきていて、とっつきやすい地球史や天文、環境問題などは後半にあるので、最初から順に読むより自分の興味がある分野から先に読んで行く方が良いと思う。
    地学は教養として知っておいた方が良い内容が結構多いので、教養を身につけるという意味でも一読してみると良いかと。

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