首輪をはずすとき

著者 :
  • 駿河台出版社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784411040190

感想・レビュー・書評

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  • 久々の丸山健二。東日本大震災は第二の敗戦だ。福島を満州国の喪失とまでたとえる。その敗戦の理由も同じでそれは『 身の程知らず』だからだと。

  • 甘えがあるから、自立の精神が崩壊する

    人間だから弱いんだと認める事が甘えだ

    震災と原発と植物動物と、政治経済と


    予約が回ってきたから読んだけど、とにかく厳しい
    読んでてつらい
    泣いても毎日がんばるのも、まだ甘えだと言われているようで
    でも、本のめぐり合わせは私を支えるものだから、読みたくて読んだって事は必要なんだろう

    自分を鍛えなきゃね





    生在るところには必ずや死が在る
    死なくして生なく、生なくして死なし
    とはいえ、生への罰として死が在るわけではない


    そうでなければ夕焼けがこんなに美しいわけがない
    …だったろか
    ヘーベルの詩らしいが

  • 震災後におこなった講演のを起こしたものと、被災地を訪れての感想(歩きながら話しながら録音したような感じの言葉)

    私は丸山さんの本をはじめて読んだので、まだなんともいえない。

    講演の内容に関しては、(※講演と気づかなかったため)人を下に見すぎではないのかと思ったりもしたが、聴衆のレベルに合わせて話すという振る舞いの結果そういうことになったのかもしれない。

    言葉は苛烈で真理を付いているかのようにみえて、そうでもないのではないかとも思える。見きわめるにはもう少し作品を読まなければと思った。

  •  非常に重い内容の本。
     作者の渾身の問が自分を激しく迫ってくる心持ちがする。

     震災に対する時の覚悟を求めてくる。

     ただ漫然と読み、そのまま読み終わって忘れてしまうのが許されない作品。

     私のような軟弱な人間にはほとんど「毒」である。
     しかし、飲み込まねばこの社会を歩いて行けないのも確かである。

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著者プロフィール

丸山 健二(まるやま けんじ)
1943年長野県生まれ。1964年国立仙台電波高等学校卒。
1966年に第23回文学界新人賞を受賞した小説「夏の流れ」が、1967年に第56回芥川龍之介賞を受賞。23歳0カ月での芥川賞最年少受賞記録は2004年に19歳の綿矢りさが受賞するまで破られなかった。男性作家としては最年少受賞者。
1973年に「雨のドラゴン」が第9回谷崎潤一郎賞候補作、1976年に「火山の歌」が第12回谷崎潤一郎賞候補作、1987年に「月に泣く」が第14回川端康成文学賞候補作となる。しかし全て受賞を辞退。
2013年、丸山健二文学賞創設。2015年丸山健二塾を開始。長野県安曇野に移住し、文壇と一線を画した独自の創作活動を続けている。

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