四月のミ、七月のソ

  • 駿河台出版社 (2021年4月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (348ページ) / ISBN・EAN: 9784411040404

作品紹介・あらすじ

哀しみの先にある少しの希望と未来を描く短編集

2009年李箱文学賞受賞作品含む珠玉の11篇!

掲載作品

サクラ新年

深夜、キリンの言葉

四月のミ、七月のソ

天気予報の技法

ジュセントゥティピニを聴いていたトンネルの夜

青色で僕らが書けるモノ 2013年現代文学賞候補作

ドンウク

泣きまね

坡州へ

僕がイングだ 2012年現代文学賞候補作

散歩する者たちの五つの楽しみ 2009年李箱文学賞受賞作

みんなの感想まとめ

哀しみと希望が交錯する短編集は、日常の中に潜む滑稽さや現実感を描き出しています。作品は、他者への理解が難しいというテーマを通じて、私たちの生活の中での人間関係の複雑さを浮き彫りにします。強い刺激を求め...

感想・レビュー・書評

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  • アクの強い韓国文学を読んできたせいか、短編が収録された本書からは思ったほどの刺激を感じなかった。さまざまなキムチを食べて、次は何だろうと構えてたら水キムチでした的な。刺激はあまりないけど、でもちゃんとキムチでした(?)

    作品の描写に、心理の根底に踏み込めてない印象があり、物足りなさを感じつつ、しかしそれこそが実は普通で現実的だよなと思い直したところ、あとがきに、キム・ヨンス文学の主題のひとつは「他者への理解の不可能さ」とあり、納得。

    他者の根底には簡単に踏み込めないのが現実だし、じつは他者を理解できなくても意外と互いに生きていけるものだ。

  • “哀しみの先にある少しの希望と未来を描く短編集”
    と売り文句には書かれているが、ここに滑稽さが加わると、はなはだ人生という感じがする。

    しかしまた癖になる文体というか雰囲気というか。

  • 出版社(駿河台出版社)
    https://www.e-surugadai.com/books/isbn978-4-411-04040-4
    内容、目次、著者プロフィール

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著者プロフィール

代韓国文学を代表する作家の一人。
一九九四年長編小説『仮面を指して歩く』で第三回作家世界文学賞を受賞して、本格的に作家デビュー。長編小説『グッバイ、李箱』で二〇〇一年東西文学賞、短編小説集『僕がまだ子供だった頃』で二〇〇三年東仁文学賞、短編小説集『僕は幽霊作家です』で二〇〇五年大山文学賞、短編小説「月へ行ったコメディアン」で二〇〇七年黄順元文学賞、二〇〇九年短編小説「散歩する者たちの五つの楽しみ」で韓国で最も権威のある李箱文学賞を受賞。日本では長編小説『ワンダーボーイ』(クオン)、『夜は歌う』(新泉社)、短編小説集に『世界の果て、彼女』(クオン)、『僕は幽霊作家です』(新泉社)がある。

「2021年 『四月のミ、七月のソ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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