喋らなければ負けだよ: 自己主張を面白く出す対話術 (プレイブックス 526)

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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413015264

感想・レビュー・書評

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  •  古舘さんが会話している時に考えていることや、対談で困ったときに思い付いた質問法などの記述が面白かった。
     今回再読したのは1994年に購入したプレイブックス版。
     当時新聞に掲載された古舘さん関連の記事も挟まれていました(我ながらマメや)。
    「古舘伊知郎トーキングブルース」の紹介記事だとか、阿部由紀子・和歌山放送アナウンサーが大学時代に通ったアナウンススクールで実況中継をやった時、全員が「おーっと」から始めたという記事だとか。
     偶然買ったらしい夕刊フジの「秋元康の隣の奴には読ませるな!」という連載コラムでは偶然古舘さんのことを書いた回。
    「古舘伊知郎は現代の語り部」
    「喋る栄養ドリンク」
    「落語や漫談と並ぶ話芸だ」
    という見出し。
    「古典芸能に並ぶ“話芸”の集大成なのである」
    と断言。
     確かに「実況」というジャンルは、TVというメディアが登場してから現れた新しい話芸のジャンルだと思います。
     TVのない時代、お祭りなんかで人を集めて物を売っていた“啖呵売”に通じるものがある。
    ……と思っていたら、ちゃんと本書の中で万年筆売りや人形売りの啖呵を例にとって解説されています。
     古舘さんも啖呵売を見て学ばれたんですね。
     それはともかく、古舘師匠が始めた「実況芸」も次世代に継承していきたい“新しい”伝統芸であります。
     
    OLDIES 三丁目のブログ
     古舘伊知郎師匠が創始した語り芸【実況】
      https://diletanto.hateblo.jp/entry/2022/01/26/200926

  • 多少なりとも勉強になった。詳しくはボクノートにて。

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著者プロフィール

1954年東京都生まれ。立教大学卒業後、77年テレビ朝日にアナウンサーとして入社。以来「ワールドプロレスリング」などの番組を担当。プロレス実況において、その鋭敏な語彙センス、ボルテージの高い過激さで、独特の“古舘節”を確立。84年テレビ朝日を退社し、フリーとなる。2004年4月から2016年3月までの12年間「報道ステーション」のメインキャスターを務めた。

「2016年 『喋らなければ負けだよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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