新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413019163

感想・レビュー・書評

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  • 『ドリルを売るなら穴を売れ』を読むつもりが、図書館で待ち行列が長かったので、続編を先に読んだところで、この本が、『ドリ穴』の新装バージョンアップ版であることを知って、さっそく読み終えた。

    平易な普段着の言葉で書いてあるので、兎に角分かり易い。自分の場合、これをB2Bのビジネスにどのくらい活かせるか。あらゆる業界の人は、『自分の業界は特殊だ』と主張するが決してそんなことはない、と思うことが第一歩だろうか。

  • イタリア料理店再建のための企画を練るという設定。学生時代、個人経営の飲食店でバイトをしていたので当時のことを思い出しながら呼んでました。
    (バイトをしていたときにこの本と出会えていたらなぁ…。って思うくらい、参考になります。)


    物語の中では難しい専門用語は出てきません。専門用語が出てきたとしても、解説を読めば十分理解できると思います。マーケティングって難しそうって思ってる人でもすんなり読めます。

    マーケティング入門の入門として良いかと!!

  • マーケティング職を求めて転職したばかりの素人マーケッターOLが、
    つぶれかけのイタリアンレストランの再建計画を任される。
    親戚のカリスマコンサルタントからアドバイスを受けながら、
    四苦八苦、七転八倒しながらもマーケティングを学び成長していく...。

    「ドリルを売るには穴を売れ!」というロングセラーの新装版だそうです。
    内容を簡単に表現すれば、同じくベストセラーとなった
    「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」のマーケティング版。

    「餃子屋と~」が会計素人な新人社長(若い女子)が、
    会計に関するカリスマコンサルタントのアドバイスを受けて会社を立て直すのに対して、
    「新人OL~」はマーケティング素人な新人OL(若い女子)が、
    マーケティングに関するカリスマコンサルタントのアドバイスを受けてレストランを立て直します。
    はい、構成が全く同じです(笑)。

    でも両書に言えることですが、非常に分かりやすい。
    マーケティングや会計の知識を羅列しただけのビジネス書が数多ありますし、
    結構な数を私も読んでいますが、
    知識だけでなかなか実践に応用しづらいのも事実。
    それに対して具体的に「どう動くか?」「何をするか?」を
    主人公に感情移入しながら追体験できるため、
    腑に落ちるところが大きく実際の職場で実践しやすいかと思います。

    ま、あまりにもご都合主義にストーリーが展開しますが、
    そこはあくまでも小説ではなくビジネス書なので致し方ないかと(苦笑)。

    とにかく簡単にマーケティングを勉強してみたい!
    難しいビジネス書はすぐに眠たくなって読めない!
    知識はあるけどどう使えばいいのかよく分からない!
    といった人にはオススメの本でした♪

  • たったの2時間で読み終わりました。
    ストーリーが面白いから、すらすら読めて、
    しかも、自分と置き変えながら考えられる!

    マーケティングに興味持てたので、
    ちょっと勉強してみようかな、と思いました。

  • 新人OLが閉店の危機に瀕したイタリアンレストランの売り上げを2ヶ月で倍増させるために親戚のコンサルタントの手を借りながらマーケティングの大切さを学んでいく。本書は物語形式で進んでいくため、比較的読みやすい。客がお金を払って買っているものは、そのものではなく、そのものがもたらす『価値』である。モノが売れない時代だからこそ、いま真剣にマーケティングを学びたいという方に入門書として一読してほしい。

  • 読み直してみたが、新鮮。
    読了後、何も身についていないことに愕然。
    でも、分かりやすく具体的な説明でマーケティングがわかった気になる。
    著者の実力がわかる本だ。

  • 非常にわかりやすくあっという間に読めました!

  • 少し難しい表現はあったがストーリーをもとにわかりやすく解説してあり読みやすかった!

  • ドリルを売るには穴を売れと殆ど一緒

  • 主人公の成長と共に、マーケティング理論を学べる本です。主人公の悩みが、ケーススタディーの問いになっています。読者が共に、その悩みに向き合うことで、アウトプットしながら理論を学べます。

    〜以降ネタバレ有〜
    【感じたこと】物語はフィクションですが、主人公のように良いサイクルを回すことが成長や成功に繋がるのだと感じました。具体的には、①学んだことを②自分なりに考えて、③すぐ実践するというサイクルです。なぜなら、①成功例を学ばないと、自分の考えの枠から抜け出せないですし、②自分なりに考えた上で失敗しないと、失敗の理由がわからないので、よいフィードバックが得られません。そして、③行動しないと、失敗(フィードバック)までたどり着けずに終わりますし、「すぐ」行動しないと、成長や成功の機会を逃すことになるのだと思います。

    〜以降自分用〜
    【本書を読んで得た気づきや学びは何か、今後それらをどう活かすか。】①強みを活かして勝てる市場、②儲かる市場で、③道義的な方針と行動をもって④購買動機に沿って徹底的に一貫した訴求をすることがマーケティングの基本だと学びました。そして、これらは単独で満たしていても駄目で、全てを満たす必要があることが理解できました。

    学んだことを活かすために、将来の事業に必要な戦略を考えるために、私は所属する事業の強みを調べようと思います。方法は、本書にあった通り「なぜ他社の製品・サービスではなく自社の製品・サービスを選んだのか」について、SNSメディアを通じて調べてみようと思います。これを自社と他社の両面から調べることで、それぞれの会社の差別化軸が見えてくるのではないかと考えています。そして、調べた結果を比較することで、自社の本当の差別化軸が客観的にみれるようになり、戦略を考えることに、活かせればと思います。(自社の平均点を取れていない部分や、差別化軸に対する矛盾、競合のいない差別化軸が見つけたい。)

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著者プロフィール

マーケティングコンサルティング会社、ストラテジー&タクティクス社代表取締役社長。米国ペンシルバニア大ウォートン校MBA(2022FT紙ランキング世界1位、経営戦略、マーケティング専攻)。中小企業診断士。大手通信会社、外資系メーカーのブランド責任者、外資系エージェンシーの営業ヘッド、コンサルティングヘッドを歴任。実戦的で効果の高いコンサルティングには定評がある。豊富な現場経験と理論体系に基づく企業研修(経営戦略、マーケティング、企画力など)はわかりやすく実戦的と好評でリピート率が極めて高い。2万4千人が購読する無料メルマガ「売れたま! 」(www.uretama.com)の発行者としても活躍中。

「2022年 『弱みで勝つ!マーケティング戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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