脳神経外科医が教える 「続ける・やめる」は脳でコントロールできる! (青春新書プレイブックス)
- 青春出版社 (2011年8月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413019293
感想・レビュー・書評
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読みやすかったけど、今まで聞いたことのある話が多く感じた。
習慣化に関する本を読んだことが無い人や、復習として読むにはいいかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢や目標を持つこと、健康的な習慣を身につけること、意識して行きたい。
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話の始めの方にある「生活習慣の中で1ヶ月以上の続けたことは、習慣回路を完成させる」
と言うところに感銘を受けた。
習慣を変えることで性格が変わり人生をも変わることは知っていたんだけど、脳科学の観点からの科学的な数字が知りたかったので。
習慣を作り出す無意識が少なくとも1ヶ月〜2ヶ月あれば変えられるんだと、モチベーションを継続する為の知識をしれて良かった。
他は、想像法、報酬法、低いハードル法、レコーディング法、などがあったけど、
よく知られていることだと思うのであまり刺さりませんでした。 -
1ヶ月たつと脳が習慣回路を完成させる。1ヶ月なんとか続けれは続く。
イソギンチャクは、脳が無いため、学習しないが人間は脳があるので
習慣を学習できる。
モーツアルトには、認知機能を高める効果がある。
「自分のために」は無理でも、娘のため、妻のためなど「誰かのために」であればやる気になれる。
ミラーニューロン=同じ行為をする他者を観察して反応する神経細胞=悲しいから泣く、ではなく泣くから悲しい、意欲があるから行動する、ではなく行動するから意欲が湧く。
具体的な誰かの生活を自分に当てはめるほうがイメージしやすい。
ご褒美を上げて頑張る=A10神経を刺激する。自分マイルを貯めて、ご褒美の好物を食べる。
ファーストクラスの乗客からペンを貸してくれ、といわれるケースは少ない。
いつもメモをとっているから。
良い習慣を続けて悪い習慣をやめる術を身につける。
儀式スイッチ法=やる気になるから行動する、ではなく行動するからやる気になる=何かをきっかけにして、行動する習慣を身につける。
つぶやき法=新しい情報で脳を書き換える=行動を始めた動機をつぶやくことで、新しい習慣を身につける。
環境法=環境とセットにして行動を繰り返す。
ミラー法=目標とする人、あこがれの人のやり方をまねる。
ビッグマウス法=世間に自分の夢や目標を宣言することで、恥をかきたくない、と思わせる。
やり始めて、完成させる前にわざとやめる=やめると脳は続けたくなる。 -
習慣が人生を左右するというのは、ヒンドゥー教の経典の中にもあるそうですし、昔から言われていること。
「意思の力はいらない」と書かれていますが、意思の力をどうやって良いほうに変えて行けばいいのか・・・ということで、厳密には最初は意思が必要なんですよね。
習慣を変えるまでが大変ですが、それまでにこういうプロセスを歩めばいいという流れがいくつかあるので、本書の中のことは参考程度にはなると思う。 -
脳神経外科医による、習慣を変えていくためのコツを脳の仕組みやスイッチの入れ方などから分かりやすく、ユーモアを踏まえて説明している。この本をもう少し固く書くと、認知行動療法の本になる。逆に言えば、患者さんに伝えるには、ここに書いてあるような分かりやすい説明をする必要もある。『習慣を変えれば、脳の習慣回路は変わる。脳が変われば、人生は変わる!』を『君子豹変』という言葉で最後に説明している。
徳のある君子は、時に応じて、豹の毛が季節の変わり目に抜け替わって斑紋も鮮やかに美しくなるように、鮮やかに変化する→わかりにくいけど…。
内容は悪くはないが、新しい知識が獲得はされず、読み物として読むと良いという意味で、星二つ。 -
ISBN-13: 978-4413019293
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何歳からでも、新しい自分になれる事を著者自ら実証した本。実践的な方法がいろいろあるので、自分に合う物一つでも実行して習慣化させるといいです。著者も習慣にすることが大切だと語っていますから。