ひとりでも生きられる: いのちを愛にかけようとするとき

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  • 青春出版社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413021449

感想・レビュー・書評

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  • 1970年代に描かれたものやのに共感できることが沢山あって、恋愛って普遍的なものなんやなあて思った おもしろかった

  • 経済的に自立し、自由に恋をし、その恋にのめり込んだ上で起こる良いことも悪いことも受け入れる。こう書くと魅力的な現代女性というイメージだけど、実際は本能のままに生きるのはリスクが高い生き方だ。誰にでも出来ることじゃないだろう。私には出来ないな。。

  • レオン ブルムの20代で産んだら老け、30代で産んだら変わらず、40代で産んだら若返るというのは、面白かった。

  • 真剣な声だ。女性の。

  • これを読んだら、絶対にひとりでは生きられないかもと思った。

  • 印象に残ったところ。『人生に逢ってはならない人などはじめからいないのであって、人は地球上のあらゆる人々と生きているかぎり逢う可能性があるのだ。』『大切なのは、出逢いによってもたらされる、得とか損とか決算勘定ではなく、ひとつの出逢いがひとりの人の人生に、どれほど深い想い出を刻みつけ、物を感じさせ、考えさせ、自分のエゴと他人のエゴとのかかわりあいのきびしさを思い知らされたかということにあるのではないだろうか。』『恋は若いうちにするべきものである。』『別れたあとになつがしがられる女になろうとするより、現在なくてはならない女になることが女にとって、幸福なのは今更いうまでもない。』これをよんで、恋愛っていいなぁと改めて思った。傷ついても、それは今の自分に必要な出逢いだったのだなぁと思った。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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