考えすぎ人間へ―ラクに行動できないあなたのために

著者 : 遠藤周作
  • 青春出版社 (2006年9月1日発売)
3.04
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  • 本棚登録 :87
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413021715

考えすぎ人間へ―ラクに行動できないあなたのためにの感想・レビュー・書評

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  • 大きなものに任せよう。

  • 男の品格について経験豊富な氏の体験談から述べてある。

  • 男のための本。

  • 悩んでいいけど、最後には人間の中に病気を治す自然治癒力があるように人生にも治癒力がある。
    遠藤さんのお兄さんはNTTで働いていて54歳で亡くなられたそうだ。
    自分が小心だとか行動力がないとコンプレックスを持っている人間は、自分と同じ相手の性格を必ずマイナス面として見る。

  • 遠藤周作さんのエッセイ(エッセイって言い方でいいんだろうか・・?)、
    初めて読んでみた。
    ちょっと若い男性に向けた本なのかな、多分。

    題名は重そうなのだけど、軽く読めた。内容がとても面白かったので。

    小説家だというのに、ところどころに
    ”その辺のおじちゃん”的な感じがして、なんだかとても面白かった。


    この手の内容は、自己啓発本を書く各筆者さんによって内容が同じであれ、
    書き方が様々。
    上から目線であったり、理路整然であったり、詩的、指摘、史的、指摘であったり、と様々。
    書き方が様々で内容が同じであるものが、たくさん出版されている。
    でも、遠藤周作さんの文章。
    読むこと自体が楽しく感じられる。

    でも、やっぱり言うことがおもしろいその辺のおじちゃんであって、
    言うことがおもしろいその辺のおじちゃんではないんだな。。

    会ってみたいなぁと思う。
    出来たら一緒にお食事とかさせてもらいたいなぁと。
    そんな場面があったらさて、私はどんな風に感じられるんだろう。

    もう少し自分が若い時に読んだら、ムッ!とくる場所も、
    今の私は、ウフフン~と笑えるんだ。


    「小説家が個性を出すのと、サラリーマンが個性を出すのとは違うんです。」
    → 組織の中では見方が多ければ多いほど、個性が生きてくるってこと。
    ダメな所を見せていくのもいいんだね(笑)。なるほど。

    「女が男に甲斐性を求めるというのは、女が男に頼りたいということではないかな。もしそうだとするなら、その女性は男女同権なんていう権利はないことになる。だって一方では『職場でお茶くみさせられるなんてのはおかしい』と文句をいいながら、結婚となると男に甲斐性をもとめるというのは、あまりに勝手すぎますよ。それなら自分が甲斐性を持てばいいのです。」
    → 笑ってしまった・・・・。甲斐性ってなんだろうね。高校の時、桂が自分の彼氏に”甲斐性のない男だけどいいの?って聞かれて、いいのって答えたの”って話していたのを思い出した。あの頃の私、『高校生に甲斐性はあるか?』ってことを延々と考えていたっけ(笑)。

    「このあいだテレビでロックのコンサートをやっていたけれど、それを見ていたら、自分が若かったらおそらくこういうバンドに入って、うしろのほうでドラムなんか一所懸命に叩いていたろうと思いましたね」
    → 観たかったなぁ。遠藤周作ドラマー。


    ”ニセモノでもホンモノにすり変わる一点がある”
    これが一番だった。

    芥川賞の選考で、一枚目の緊張感を見てきたのだと。
    「しとしとと雨が降っている」なんて当たり前の文章が書いてあったら、もう緊張なんて生まれてこないって。
    あー、なるほど。
    これって、さらっと書いてあるけど、深く重いなぁ・・・・。
    そして大事なことだと思う。

  • 考えすぎないで
    スラスラ読めた。

  • 遠藤周作著「考えすぎ人間へ」青春出版社(1990)

    それほど、ピンとくるものはない本だったが、様々な立場の人の考え方(今回は小説家の考え方)を知るということで読んでみた本。

    * 人間は役に立つ、立たないということだけで見るものではない。目に見える形での役に立つと、目に見えない役もあるのだと言うのを知っておいたほうがいい。
    * 嫌いと言う感情は自分で分析をしてみるべきである。虫が好かないのか、生理的に受け付けないのか、利害関係で好かない

  • ラクに生きる為の示唆に富んだ考えが多く述べられている。著者の深い洞察によって支えられた言葉の数々は、非常に説得力がある。

  • 遠藤周作氏の作品は裏切られる事がない。
    軽妙な言い回し、辛らつな事を言いつつも全てを包み込む大きさを感じる。
    他のエッセーと重なる部分も多々あるが、遠藤周作ファンには見逃せないエッセーだ。

  • タイトルに惹かれて購入。
    別に”考えすぎ”ではないんですけど・・。
    世の中、こんな考え方もあるんだな、と安心できる本です。

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