僕ならこう考える: こころを癒す5つのヒント

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413030717

作品紹介・あらすじ

人間関係、仕事、恋愛、コンプレックス、自分…大事なことの考え方、見つけ方。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の性格の嫌な部分を直そうとするよりも、そのまま放っておいて長所を伸ばすようにすればいい。そうすれば自分がどんどん解放されて、気が楽になる。人間関係、仕事、恋愛などのテーマで、吉本流心の癒し術を公開。

  • 子供の性格は生後1年未満の親との関係で決まる。
    無意識の核として残り、生よりも死の方に傾斜するのは当然。

  • 一番最後の「死ぬときに持って行けるもの」が、心の中に今、一番響いてます。
    「死ねば死にきり/自然は水際立っている」..そうなんだよなと、年を追うごとに実感で、そう考えることで、妙に心落ち着いたりするのは、やはり自分の年齢に関係ありか(40代ではこうはすっと思えなかったかも)

    気軽に読めた1冊です。

  • 二十歳前後に読んだ本。
    当時まだ若くて不眠症や対人恐怖症気味で、ほかにも色々悩んでる時期だったので
    吉本隆明のユルい思想がほんとによく染み込んだ。
    この頃よりかは楽な考え方が出来るようになった礎はこの本だと思う。
    多感な年頃まっただ中な人には是非読んで欲しい。僕も再読してみたい。

  • 編集者の考えた質問に吉本隆明がその場で答えていくといった体裁です。以前「悪人正機」や「超20世紀論」など読みましたが、ここでもその時と同じ考え方がいろいろ語られます。僕が好きなのは「会社は社屋で選ぶ」というやつ。なんか乱暴な物言いだなぁと思うのだけれども、妙に納得出来るところもあって。

  • どんな疑問にもこうして考えられればいいな・・・
    優しさにとても癒された。

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著者プロフィール

1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。著書多数。2012年3月16日逝去。

「2023年 『吉本隆明全集33 1999-2001』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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