- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413035521
感想・レビュー・書評
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女性が加害者・被害者の事件をまとめた本です。
昭和から平成にかけて、事件のタイプに変化がみられるとのこと。
昨今の事件は、我の身勝手で知識を駆使してまでも、尊い命を失わせてしまう。
金欲のために母性愛を失ってしまう人間がいることに哀しくなった。
それぞれに事情があるにせよ、決してやってはいけないこと。
せつなくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上野正彦 著「監察医が明かす女だけの死体ファイル」、2005.10発行。著者が江利チエミ(名前は書かれてないですが、状況でわかります)の行政解剖をしたんですね。「泥酔状態の吐物吸引による窒息」と。お兄さんは病死(脳出血で嘔吐)にして欲しいと言われたそうです。マリリンモンロー(ケネディ大統領の愛人?)の行政解剖をしたのは、日本人のトーマス・野口氏だそうです。死因は「睡眠剤中毒」。自殺か他殺かはコメントできないとのことだったそうです。
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加害者が女性の事件に限定した監察案件が紹介されている。女性の犯罪特化している分、監察テクニックを知るエピソードは少なめでちょっと物足りなかった。
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これはだめだよ・・・
同じ人が書いた”男と女の~”と比べてしまうと
悲しすぎる
オンナは一人きりで死んでいったのよ・・・
騙されたり
忘れられたり
ボロボロになってさ・・・
その挙句に一人で死んでいくって
どういうこと?
もう
悲しいていうか痛々しいよ -
死体から見えてくる犯罪を犯した女達の人間側面…
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監察医で2万体の死体を解剖した著者上野正彦さん
の女性が死体に関わった事件ばかりを集めた本です
死んだ我が子を一年半も一緒に暮らした女。
六本木ヒルズにあった瓶詰め胎児。
出産直前に蹴られて流産した母親。
悲しき母子が書いた9文字の遺書。
お嬢様の恩をアダで返した男。
娘の親友の亡骸を娘と間違えた親。
などなど。
結構、記憶に残る事件についても語られてるので読んでて面白かったです。
最近、女性が関わった事件が、大きく様変わりしたと著者の言葉どおり、犯罪にも時代に合わせた流れがあるんだなぁと思いました。
そして一児の母として母親って一体・・と
感動できる話と信じられない話と両極端な話に涙・涙でした。。
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医療技術を悪用した事件がゆるせない。ひと一人の命は地球より重いって習うのに。
あと自分が手を下さずに誰かにやらせる事件。地下鉄サリン事件のような・・・こういう人の気持ちがわからない。