世界一の職人が教える仕事がおもしろくなる発想法: 結果が出ない人はいない

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  • 青春出版社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413036047

感想・レビュー・書評

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  • この仕事を今のまま続けていてもいいのだろうか?と悩んでいる方が読むと元気になる本だと思います。あと、仕事にマンネリ感を感じている方が読むとエネルギー充電できるかも。他の岡野さんの著書同様なので、他の著書を読んでいる方はそこまで読む必要がないと思います。

  • チェック項目12箇所。今日も機械の前に立って金型を削ってきた、「もっといいものを」、「俺にしかできないことを」、そればかり考えている、皆さんが、自分にしかできない仕事をされるためのヒントになれば、こんなに嬉しいいことはない、おもしろく楽しく、頑張ってください。「常識」「思い込み」を捨てることができれば、無限の可能性が見えてくる。いつも”最高のもの””一流のもの”を見ようという姿勢を持っていると、発想のヒントが得られる、背広でも靴でも時計でもシャツでも、最高のものを知っているのと知らないのでは、仕事のアイデアの広がり方が地位が鵜
    、最高のレベルが頭に入っていないとダメなんだ。お金は使ってはじめて「御足」になる、情報も、ただ握りしめていて使わないと力にならない。 どんなに時間や労力を 費やしたとしても、高価なものになってしまったら売れない、それでは、製品ができても意味がない、だから、そういう現実的な条件をクリアする方法を一生懸命に考える、その前提の上で、これがこうできたら世界一だというものを考えるんだ、まだ世の中に存在しないものを考えるんだから楽しい、だから四六時中考えても飽きない。「変わり者」なら別に結構だけど、ガリレオみたいにされちゃたまらないから、そのときは少々黙っておく。なんでも、先に行けばいいというものじゃない、一旦バックしてもっと古いものを持ち出して、今の時代に合わせて出していく、それで、また儲かる、そこに本気でこだわるやつには、また道が開けてくるんだ。仕事で成功する人間としない人間というのがある、本当に真面目なやつは成功しないんだ、本当に真面目な人というのは
    、人づきあいというのが大事だということを知らない、人づきあいなんて価値として低いと思い込んでいる、だから人と会ったり、すすんでコミュニケーションをとったりしない、人への配慮、人へのサービスがない、だから、その人の御輿を担ごうという人が出てこない。人を驚かせたり、くつろがせたり、遊ばせたり、喜ばせたりとね、いつも、リズム感がある人、アドリブのセンスがある人のほうが成功するよ。世の中はほとんど足を引っ張るやつばかり、親だって引っ張るんだから、もう段違いの差がついてしまえば、「今更あいつの足を引っ張ろうとしてもだめだ」というんで、諦めてくれるんだけどね、だから、自分が伸びたかったら、足を引っ張るだけの人とはきっぱり縁を切らないとね。自分を変えないで、ただ嘆いているだけのやつには未来はない、今の状況に耐えて辛抱して、「自分の得意分野を深める」「横の連携を拡大する」「世界を相手に売り出すような宣伝力を持つ」……と、ありとあらゆる手を探っていこう。いつかは自分にも光が当たる、そう思ってがんばっている人が、世の中にはいっぱいいる、この本を最後まで読んでくれた人たちに、最後にもう一度だけ言いたい、「生きている間にチャンスをつかめ!」とね。

  • おしゃべりの人に腹をたてていたけど、そういう人を上手くつかう発想力がなければいけない。

  • 仕事って、本当は楽しいこと、日頃の仕事を見直すきっかけになりました。

  • 自分の仕事を安売りしない。
    成功したらすぐに新しいことに挑戦する。
    仁義を忘れない。
    御礼は4回言う。
    世間の評判を逆手に取る。
    10のものを100に膨らませて話す。

  • 元気のいい人だった。こんな風に働くのは今風ではないかもしれないけれど・・・やはり、こう仕事がしたい

  • 200810

  • この発想法なら、仕事が面白くなるというだけじゃなく、人生が面白くなるだろうなと思います。読みながら嬉しくて笑顔になりました。

    世界一の職人さんは世界一のいきな人です。
    70歳を過ぎていようが生涯現役でいるのは、仕事も生きることといっしょだからなんでしょう。「代表社員」と名乗るところもかっこいい。
    「いきな人」になるには、もっと人と会って、もっともっといろんなことを学ばなければと感じさせてくれます。「一流を知る」ことの大切さを教えてくれます。

  • 只者ではない、とてもために成る本音のトークに感激します。しかし本としては繰り返しが多くて読みにくさが最初のページにあるのは残念ですね。会社を拡大させない、好きなことをやると言うのはホンダ、ソニーとは逆の発送で面白いと思います。

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著者プロフィール

1933年東京都墨田区生まれ。45年、向島更正国民学校卒業。社員5人の町工場・岡野工業株式会社を経営、代表社員を名乗る。「誰にもできない仕事」と「安すぎて人が敬遠する仕事」をモットーとし、針穴の直径が0.08ミリという世界一細い「痛くない注射針」の量産化や、携帯電話の小型化に貢献したリチウムイオン電池ケースにより、「世界一の職人」「金型の魔術師」として知られる。NASAをはじめ世界的大企業からも注文が押し寄せるなか、これまで家電、パソコン機器、医療機器など多くの金型をつくる。2004年、旭日雙光章を受章、いまもバリバリの現役である。著書に『カネは後からついてくる!』『俺が、つくる!』などがある。

「2014年 『人生は勉強より「世渡り力」だ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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