- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413036535
感想・レビュー・書評
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テレアポというよりも個人的には心理的な本に感じました。
取引先やお客様とのやり取りの中で自分がこう思っていてこうして欲しい、と感じる時にどう動くべきか?
そういった内容が筆者の経験をもとに書かれています。
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テレアポ、よくやってます。(飛び込みも)
短い時間にお客さんが興味を持ちそうな要点だけを話し伝える。これがまた慣れないと難しいんですよね。。。
はっきりと又、早口にならないように話す等、基本的な事からトランスクリプトの作成方法等の技術的な事まで書かれていますので参考になります。 -
①即座に電話をきられない!うまい言い方。
「只今少々お時間よろしいでしょうか?」×
⇒「今、1分ほどお時間よろしいですか?」〇
理由:「1分程」というと2-3分会話可能。また受ける側も1分「YES」と言ってしまう。
②「電話は元気で明るい声がいい」のウソ
理由:相手のテンションについて行けなくなる方も多い。一番大事なのはやはり
”ミラーリング”相手のペースや声にこちらが合わせることが大事。
参考:
・目上の人⇒さわやかで軽やか、おとなしめの声⇒相手に力があるを強調
・警戒心が強い人⇒相手の声を真似⇒自分と似たタイプ=安心
*”見本にしたい声をたくさん聞くことこそ、最大のトレーニング方法”
録音をたくさん聞き、トークだけでなく、声も泥棒してみましょう!
③”感じがいい”より”やる気がある”方が大事
理由:感じがいい=当たり障りのない人。
忙しい人は、その当たり障りのない人とやり取りする暇はない。
それよりも誰もが「理論が明確で、使命感ややる気があり、自分に対
して特別なアプローチをしてくれる人」と時間を共にしたいと思っている
もの。ただ「感じがいい人と仕事がしたい」と思っているわけではないの
で、「好きになってもらおう」とか、表面上の好印象を狙う必要なし。
④話の揚げ足を取られない事
断られた時に「工数がねー」「どこも優秀っていうじゃん」等の否定的発言
に対し、「いや、違います。弊社はですね…」とすぐに巻き返そうとせず、一
度「そうかもしれませんね。私も始めはそう思いました。」としっかり受け止
めてから巻き返す!が意外にいい成果につながる時が多々有るそうです。
⑤交渉が難航した時に使える”最終兵器”
~力を抜くと思わぬ「YES」が引き出せる~
「わかりました…」と一度あきらめたフリをする。
⇒相手がふっと力を抜き、聞く耳を持ち始めることがよくある
⇒そこで「それで改めてこの件に関してのみ、情報提供させて下さい」と
話してみる。
⇒なるほどねーと聞いてくれる
⇒この瞬間すかさず巻き返しを図ると意外にアポイントがとれる時も多々あ
るそうです。
少しでも皆様のプラスαになれば幸いです。
■まとめ■
この本を通じて電話営業の本質を再確認出来ました。そもそも電話営業
では何が大事なのか。何がポイントなのか。
いかに要点を端的に、サービスとそれにに対する熱意に魅力を感じても
らうか。ただそれだけでした。今までは弊社のサービスを全て伝えなけれ
ば…そんな必要はなく、サービスに対しての魅力を相手のニーズに合わ
せ熱意と共に伝えるだけ。それだけなんです。難しく考えていた自分とは
おさらばし、新たしい自分で取り組んでいきます!