子どもの「頭のよさ」を引き出す フィンランド式教育法

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  • 青春出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413036825

感想・レビュー・書評

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  • フィンランドから学ぶことは多いのではないか。
    日本の詰め込み教育、受験主義、人々の腐敗、小中学生の不登校の増加。
    このままでいいのだろうか。
    もっと、論理的思考を高めるために、プログラミングも大事かもしれないが、ゆっくり本に向き合える時間、また、家族との時間、自分を見つめる時間を大切にした方がいいのではないかと本を読んで思いました。

  • フィンランドの教育のよさを述べる本だと思うが、日本との比較が主観に基づいているように思えるところが多々あった。
    フィンランドのこんなところがすばらしい!
    対して日本のこんなところはだめだ、こんなよくない考え方をする人が多い、みたいな。

    書いている人が塾の先生だから、あながちこうした傾向にも陥りやすいのかもしれないが…

  • フィンランドの教育のいいところを日本も見習っていこうぜって内容なんだけど、学術書ではないとはいえ、あまりにも個人の体験以上の根拠のない話ばかり。フィンランドの話としてスーパーのレジのベルトコンベヤーに触れてるけどアメリカにもあるし。

  • 親として、どんな風に子どもを教育していったらいいのか、迷いが出てきたので手に取りました。

    「私自身が親からしてもらったこと」がたくさん含まれていて、自分が大切に育てられたことに気付かされたり、自分がいかに怠けていたかに気付かされました。

    子どもの学年が上がるにつれて、子どもの勉強から離れてきていたのですが、親の責任として、子どもが学んでいることはしっかり理解していこうと心に決めました。

    ぼちぼち、がんばります。

  • フィンランドへ行きたい気持ちが増した。

  • 前半はフィンランドの社会や教育の特徴の概説で「本当ならいい社会だなー」なんてのんびり読んでいたのですが、後半はどうも筆者の個人的思い込み?と思われるような内容ばかりでちょっと残念でした。
    エピソードも数字の裏付け等がなく、「それって、たまたま知り合いのフィンランド人が言ってただけじゃないの?」という感覚が拭えず。
    それでもなんとなくフィンランドの教育ってよさそうだな、と思えたので★★★をつけました。
    別の著者の本で学習を深めたいと思いました。

  • 大学時代に、こやしになれば…と思って読んでみた本。
    フィンランド式…が詳細に書かれているけども、情報の出所や何に基づいて分析、評価されているのかがはっきりしないため、研究目的、文献としては乏しいものがある。
    著者も学者というわけではないのでエッセイとして読みたい。異文化理解の面や、文化比較の面では面白い。これからの教育のヒントにもなるだろうし。

  • 頭のよい子にしたいなら、親が面倒をみて、国語力を鍛えることが大切。目に見えないものを整理して書くというマップ式、普段の生活から実践したい。

  • 著者の小林朝夫氏は作曲家小林亜星氏の次男で中学受験教育の第一人者。教育を中心にフィンランド社会の特徴や日本との比較が書かれているが、客観的データの提示や裏付けに乏しく、綿密な取材・研究に基づいたものという印象は受けない。あくまで著者個人の感想に留まっており、エッセイとしてとらえた方が良い。

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著者プロフィール

1961年2月16日、小林亜星の次男として東京都杉並区に生まれる。
トップレベルの進学教室にて、御三家志望生徒の国語指導に長年携わり、奇跡の合格率を誇ってきた。「国語の神様」の異名を持つ。
現在、国語に関する教材・著作物の制作と講演を中心に精力的に活動している。
八ヶ岳国語研究所を主宰。
著書に『本当は怖ろしい漢字』(小社刊)がある。

「2008年 『富士山99の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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