仕事がうまくいく 「質問」の仕掛け

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  • 青春出版社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413037341

感想・レビュー・書評

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  • 前に読んだ本と同じ著者の本と気付かずに購入。
    新書よりも分かりやすくて良かったが、こちらももう一歩の部分があった。
    言うは易し、行うは難し。であるので、どのように実行するのかがポイントだと思う。

  • 人ときちんと付き合うには、相手のことをちゃんと考えて、「相手を知りたい」などと本気で接しなければならない。

    根幹にあるのは上記のことで、それが営業職だったりその他いわゆるコミュ力を必要としている場面でも同様である。

    ただ、全ての人に本気で接することは少し難しい。もちろんそのように取り組むのは良いことだが、多少なりテクニカルになるのも止むを得ない。

    以上のような前提を踏まえて本書を振り返ると、テクニックをステップとして提示してくれているので読みやすい。またひとつひとつが単純でわかりやすい。

    しかし、「〜すべきではない」という否定的な面では具体的だが、一方で「〜すべき」という肯定的な面ではやや説得力にかける。否定部分があってこその肯定、のような書き方なので「読んで勉強になったつもり」パターンが多いような印象を受けた。

  • 質問は会話の扉を開くカギであり、また相手を知るための便利なツール。
    本書はそんな“質問”にフォーカスを当てた本です。

    内容は非常に分かりやすく、具体例も豊富なところが◎。
    ビジネスだけでなく日常において応用もできそうです。


    ヒアリングの難しさと奥深さを再認識できる一冊w
    社会人になったらもう一度読もう…



    以下、備忘録
    ◆本当の話上手は、相手が聞きたいと思える事を話せている人。
    ◆自分の表情を意識する
    ◆質問は短ければ短いほどいい
    ◆質問したら、1,5往復の会話にする
    ◆相手の力(=単語)を借りて質問する
    ◆「なぜ」を使わずに本音を訊く
    ◆反論は受け止めの言葉で始める

  • 「なぜ」を使わずに本音を聞き出す、「もしも…」の話で提案に弾みをつける、“しりとり”を応用すれば会話は途切れない。きき方ひとつで会話を動かすアサーティブ・リスニング。(Amazon.co.jp)

    最近、良著とよく出会う。今回はコミュニケーション術について。本著はコミュニケーションの重要因子を「質問」と位置づけ、より円滑に核心のある会話方法を教えてくれる。主に営業職やプレゼンター向けといった内容だと思うが、深く同意できた部分として、プライベートだと好感が持てる謙遜や遠慮は、ビジネスシーンになると全く意味がないというコト。自信を持って自分や商品をアピールしないと誰も振り向いてくれない。その為に、この「質問」をウマく使い、相手と生じている主義主張のズレを修正しながら気持ちの良い会話をする方法を教えてくれる。

    我がボディケアサロンにおいても、お客さまとのコミュニケーションは最も大事なサービスのひとつ。お客さまの年齢・職業・趣味などに合わせて、幅の広いお話をしなければならない。あるタイプのお客さまに対しては饒舌で、別のタイプのお客さまには閉口気味ということでは、セラピスト失格。偏った接客をしていると、まずお客さまに関心を持っていないという判断をしてしまう。そういう意味でも本著をウチのスタッフ達にススメてみようと強く思った。備忘録として、気になった会話術を以下にメモ。

    ・ アサーティブ・リスニング(人の話をよく聴く)
    ・ 相手の「。」まで聴く
    ・ 相手の感情を自分の表情に映す
    ・ オウム返し作戦
    ・ ネガティブトークでの「トゲ抜き作戦」
    ・ 「1.5往復」の会話
    ・ 「なぜ」を使わずに本音を訊く
    ・ 「クローズ」→「2択」→「オープン」で会話の波を作る

    内容的にはコーチング手法と同じで、相手をしっかり受容した上で会話をしないと、上記のテクニックだけではココロは通わない。好きとは違ったニュアンスになるが、本気で関心を持つことの大切さを教えていただいた。

  • 『しりとり』を応用すれば会話は途切れない。きき方ひとつで会話を動かすアサーティブ・リスニング。この興味付けの言葉でこの本を購入しました。
    質問の仕方に関する本の中でも、とても分かりやすい本だと思います。

  • 交渉術の基本である「質問」をもう一度見直そうと思い
    読んだが、2章までは私自身が実際に実践している(心がけている)ものが殆どだった。

    章を進める毎に、上司や先輩でも"こう言えば良かったのか"という例が増え、とても勉強になった。

    あまり"交渉"というものが前面に出た職場ではないが
    チームでプロジェクトを進めていく以上、お願いの仕方にも方法があって、
    人間関係を円滑にするためには、
    これも身に着けておきたい内容の一つだと思った。

  • 聴くための11のスキルと質問の18のスキル。
    質問をジャブ、カウンター、ストレートの3つにたとえているのは分かりやすかった。
    ポイントやよい例が読みやすく編集されている。
    スキルを知ればOKではないので、相手に関心があるから聴き、質問するという本質を追究していく経験を積むことの必要性を思った。
    10-3

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著者プロフィール

株式会社グローバリンク代表取締役。大学卒業後、日本ヒューレット・パッカード株式会社に入社。14年の人事部勤務において、採用/ 教育担当、女性活性化プロジェクトリーダー、海外派遣担当マネジャー、人事コミュニケーション・マネジャー、従業員意識調査プロジェクトリーダーを歴任。
1988~1990年、米国カリフォルニア州、ヒューレット・パッカード本社にて人事部門の仕事に携わるかたわら、国際コミュニケーションについて学ぶ。その後、コンサルティング会社勤務を経て、1998年にグローバリンクを設立。「国際的規模での人材活用・人材育成」をキーワードに、異文化コミュニケーションから、マネジメント、接客販売など、ビジネスコミュニケーション全般の企業・団体研修、人材育成コンサルティング業務を手がける。年間数多くの企業研修を手掛け「研修女王」の異名を持つ。

「2022年 『[新版]アサーティブ  「嫌われない自己主張」の技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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