中国が世界に知られたくない不都合な真実

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413037853

感想・レビュー・書評

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  • 読んでて中国に対して何となく抱いていた感覚が確固たるやっぱりに変わる本。
    (まあこの本だけじゃなくてネットしてれば普段から少しは情報入るけどね)
    日本の国の政策とかどうしてちゃんと対処しないんだよって思ってたことが根拠がわかってイライラが募ってくる。

    やっぱり民主党も駄目だったなってのはわかってたけどここまで酷いとは思わなかったよ。

    食材関係に関しても出来るだけ買いたくないんだけれど加工食品の元の輸入元の併記を強制する法律できないかなー。

  • 先週社内会議があったので中国上海へ行ってきました。前回に行ったのは上海万博直後の昨年11月で、いつも昼間は会議で夜に外で食事をするくらいで上海の経済がどうなっているのかは判断できませんが、上海中心部は凄くにぎわっている感じがしました。

    会議でも今後のわが社の発展は中国やインドの需要動向にかかっていると議論されていました。このまま発展してくれるのであれば嬉しいのですが、バブルとその崩壊を経験している私は、中国もいずれ同じ道をたどるような気がします。

    この本にはマスコミ(新聞やテレビ)には出てこない中国の本性が坂東氏によって述べられています、10年以内に何かが起きてしまうとは薄々感じていますが、その時までに準備をしておきたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・2010年7月に中国人の個人観光ビザ発給基準が緩和されて中国全土の日本公館で実施されるようになり、ビザ取得対象世帯数は以前の10倍(1600万世帯)となった(p16)

    ・世帯主が基準を満たせば、世帯主が来日しなくても二親等以内の家族にもビザ発給される(p19)

    ・2009年末で更新不要の永住資格登録者は94万人で、中国はその29%を占める一位(p25)

    ・2015年には人口ゼロ成長都市が誕生して最も早いのは上海、それ以降は天津・北京(2018)、遼寧省(2012)であり、最も遅いのは貴州州(2029)(p27)

    ・中国語っぽく話すには、四声(高いまま、上げる、低く抑える、下がる)以外に、基本音階の高さを保つことをがポイント(p35)

    ・横浜中華街は街自体は日本人との接触を歓迎していて日本語が使えるが、池袋北口や大久保付近は、中国人による中国人のための店が並んでいる(p61)

    ・日本の敗戦で日本企業や軍が撤退すると、大陸での内戦で共産党に敗れた中華民族の国民党が台湾へ入り込んできて武力制圧した(p91)

    ・普天間基地に関しては、建設当初は民家はほとんどなく、基地に関連して仕事が生まれた結果、住宅地や町が形成された(p109)

    ・中国の警察関連支出や5140億元(6.7兆円)で、国防予算(6.9兆円)とほぼ同じ(p128)

    ・レアアースの禁輸は、実は対日措置というよりも国内事情により、タングステンは20年ほどしか採掘できない(p133)

    ・中国人女性が優しいのは、滞在資格・金・人脈を得たいため(p145)

    ・反日教育という共通項をもつ中国人が地域の枠を超えて人脈形成できる可能性がある場所が、日本国内の中華コミュニティに作られる理髪店、食料雑貨店、DVDレンタル店等である(p169)

    ・ユニクロやそこで使われるヒートテックの素材を開発した東レも生産拠点を中国以外に移す予定、理由は生産コスト上昇と反日デモ等の情勢不安定である(p176)

    ・台湾ITT下請け企業の初任給は900元であったが、2010年1月からは審査に合格した従業員へは、2000元にアップしたと同時に工場を台湾へ移すことを発表した(p179)

    2011年11月6日作成

  • 日本は対策を取らなさすぎる。早く何とかしなくちゃ。危機を感じすぎてヒリヒリしました。

    違法な滞在や「なりすまし」を野放しにしていたら、いつの間にか日本は巧妙な中国人たちに飲み込まれてしまうかもしれないと不安になります。日本の治安が悪くなってから対策を考えても遅すぎる。日本を守るためにも彼らの入国の条件などはもっと厳しくしてもいいと思うのに、その逆をするなんて、何してくれてんのよ!と思います。中国人観光客を増やして日本でお金を使わせようとか、あまり目先の利益ばかり追わない方がいいように思うのですが・・・。何だか失うモノの方が多いような気がするのですが・・・。

    新潟の中国総領事館の移転計画も気になるところです。「中国大使館や領事館は日中友好の架け橋として、日本に住む中国人のために存在しているのではない、彼らの目的は日本での情報収集にある」と坂東さんは書いてます。

    中国とロシアの諜報活動の情報収集方法の違いも興味深かったです。ホステスや留学生などを使い、特定のテーマと設定せず、情報を何でも取り込み、あとでファイリングする中国。書店で軍事関係の本を読んでいる人とかマニアックな人をターゲットに選び、接触しながら、知らぬ間にか情報提供の協力をさせて「両国の平和のために役に立っている」と情に訴える方法を取るロシア。どちらにしても日本人から情報を得るなんて、彼らに取ったら簡単なことなんだろうな。

    日本は大丈夫なんだろうか?本当に心配です。

  • 背筋が寒くなります… なんときゃしなきゃね。

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著者プロフィール

1967年 宮城県出身。昭和61年より警視庁に奉職、機動隊員、刑事、北京 語通訳捜査官を歴任。
平成15年警視庁を退職。退職後も通訳捜査官として 活躍の後、作家、言論界へデビュー。
地上波テレビ局・ラジオ・ネットテレ ビ等でも活躍中。経験を生かした日本の抱える危機を伝える。
一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構理事。坂東学校校長。ブログ「太陽にほえたい」(https:// ameblo.jp/japangard/)。趣味は骨董品、鎧製作、絵画など。
著書に『在日特権と犯罪』『寄生難民』『静かなる日本戦区』『通訳捜査官』他 多数。

「2018年 『亡国の移民政策~外国人労働者受入れ拡大で日本が消える~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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