岡本太郎の友情

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413037938

作品紹介・あらすじ

岡本太郎生誕100年。石原裕次郎氏、石原慎太郎氏、北大路魯山人氏、川端康成氏、瀬戸内寂聴氏、梅原猛氏…太郎との交流を描く幻の遺稿。

感想・レビュー・書評

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  • 率直に、歯に衣着せずにほんとうのことを言う、それが人間同士の最低限のルール。

  • 笑うくらいすごい交友だった。敏子さんは太郎さんの人間な部分を描く天才だ。愛が詰まっておる。

  • 【図書館】イメージとは、実に恐ろしい。“岡本太郎” という人間を私は、よく知らなかったのだと実感した!好きだったのは、作品だったのだろう。“岡本太郎” は、本当に人間的な人なんだと思った。

  • 岡本太郎が生前交流していた人とのエピソードを紹介した本。

    石原裕次郎、石原慎太郎、丹下健三、瀬戸内寂聴、川端康成、北大路魯山人、梅原猛、ピカソなどそうそうたるメンバー。

    でもほかの本でも読んだエピソードもあったが、時代を切り開いた人同士の交流は読んでいて面白かった。

  • さすがに交友がすごすぎる。
    実際ピカソはヨーロッパの英雄であり、芸術の王様である。

  • 東京の表参道にある”岡本太郎美術館”この本を読んで、私は行きました。芸術家の卵は必読よ!!

  • 岡本太郎氏の7回忌が終わった後、パートナーの敏子さんは、
    多方面に渡り、友人の多かった太郎さんの「交友録」執筆を
    企画していた。
    一部の著名人についての原稿は完成させ、
    その他数人についても、雑誌などに寄稿したものの転載を
    指示していたにも関わらず、2005年の急逝により中断。
    しかし、2010年に敏子さんの書斎を調査した学芸員により、
    この交遊録に関するメモが見つかり、
    一気に出版化に動き出した、というのがこの作品。

    そのような経緯を持っているせいか、
    どうしても「未完」って感じが否めない。
    敏子さんの残したメモによって、
    彼女が掲載したかった著名人も判明し、
    その人物に関する文章を、他の作品から転載してきて、
    作品のボリューム的には、体裁を整えることができた。
    しかし、内容へ視点を向けると、
    自分が読みたかったもの、
    また、読む前の期待が作り上げていた
    イメージから比べると「浅かった」感が否めない。

    交遊録でありながら、太郎さんと著名人との友情、
    というより、太郎さんと敏子さんの関係の方が
    強くにじみ出ている作品であるような気がする。
    肝心の「交友関係」の話には少々物足りなさが残った。

  • 太郎生誕100年を記念する展覧会が各所で開かれている。
    今の太郎人気があるのは、敏子さんの功績だ。

    晩年の目を見開いて硬直したような太郎さんはTVのバラエティ番組で、けっこうイジラレ役になっていて、私の気持ちは傷ついた。

    パリでの修業時代の絵とか、上野毛のアトリエから生れた作品を私は好きだったし、アバンギャルドとしての太郎さんは魅力あった。

    この本は、太郎さんの多方面に及ぶ交友を敏子さんが書いたものだけれど、なんだかセレブ意識と太郎さんへのオマージュ(敏子さんの・・)が強すぎて、きちんとした人間模様を望むのは無理だったみたい。

  • 【新刊情報】岡本太郎の友情 / 岡本 敏子 http://booklog.jp/asin/4413037936 723.1/オ 岡本太郎の養女でありパートナーであった著者が、北大路魯山人、川端康成、瀬戸内寂聴らと太郎との交流を描く。太郎本人が綴ったパブロ・ピカソとの交友録も掲載

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