「脳ストレス」に強くなる セロトニン睡眠法

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413038034

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  • セロトニンはメラトニン(睡眠ホルモン)の原料になるという事実を元に、セロトニンを増やすことでよく眠り、心と身体の健康を取り戻そうという本。

    新たに知ったこと:
    ・セロトニンはグルーミングによって増やせる。ペットや赤ちゃんを愛でたり、マッサージやスキンシップをしたりするとよい。
    ・電磁波がメラトニンを破壊する。夜はPCや携帯電話の使用を避け、枕元に携帯を置くのもやめたほうがよい。
    ・メラトニンの分泌は午前2〜6時頃がピークなので、その時間帯は眠っている方が良い。
    ・セロトニンの分泌を促すものの一つにリズム運動がある。ジョギング、ウォーキング、ダンスなどの他、呼吸法やガムを噛むことも含まれる。
    ・夜の飲み物はノンカフェイン(ナイトミルク、タンポポコーヒーなど)がよい。

    上記のように初めて知ったこともそれなりにあったが、結局どうすればよいかというと、昔ながらの健康に良い生活(朝起きて太陽の光を浴びる、運動するetc)をしようという内容が大半だった。
    おまけに同じ事が繰り返し出てくる。200ページ足らずの本だが、うまくまとめればもっとコンパクトにできただろう。

  • ・メラトニン分泌のピークは午前2時。

    ・スペインのシエスタという昼寝の習慣と同様、昼寝は簡単にできる脳の疲労回復法として有効。

    ・メラトニンがきちんと分泌される眠りのために寝床のそばにテレビやスマホを置かないようにした方が無難。

    ・睡眠のためにはノンカフェイン、カモミールなどハーブティーもおすすめ。

    ・ストレス解消するため、セロトニン神経遠の働きを助けることができる意味で涙を流すこと。

  • 結局のところ、規則正しい生活が何よりなのねってことを再確認できます。セロトニンにはうつを防いだり、改善する効果があって、心のバランスをとる作用もあるので、パニック障害の改善にもいいのよ・・・って、よく言われているとおり。いいお勉強になりました。

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著者プロフィール

特別寄稿:東京大学医学部卒業後、東海大学病院で臨床に、筑波大学基礎医学系で脳神経系の基礎研究に従事、その間、米国ニューヨーク州立大学に留学し、現在、東邦大学医学部統合生理学教授。「セロトニン研究」の第一人者。


「2014年 『教師と指導者のための実践ガイド はじめてのドラムサークル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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