女の悩みはいつもマトリョーシカ

著者 :
  • 青春出版社
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本棚登録 : 96
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413038188

作品紹介・あらすじ

禁断のマトリョーシカを開けるたび、次の悩めるマトリョーシカが現れる。勇気を持って開け続ければ、いつかは豆粒ほどの小さなマトリョーシカになり、ついには消えてなくなることでしょう。考え方を少し変えるだけで、ココロは断然軽くなる。恋愛、仕事、人間関係から、ひとり時間の過ごし方、「からだ」についての考察まで…あなたの「しあわせ」もきっとみつかる室井流人生指南。

感想・レビュー・書評

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  • 現代の女性たちにエールを贈るという感じで企画された本のよう。質問に応えるといった体裁で綴られいる。インタビュー形式で、文字おこしされたものか?
    といった意味では、当初想像していたエッセイ集ではありませんでした。ネットで発注したので…。

  • エッセイの方が面白い

    なぜなら、私は「啓発本」的なものが嫌いだから
    内容は室井さんらしくてとても良いし、楽しいのだが。

    書いてある内容が
    ”他人の声に耳をすましてみよう”
    ”大人の色気についていま一度考える”
    などなどなので
    体が受け付けず

  • 30歳くらいの女性たちに向けたアドバイス。

    室井滋さんが書くと変に説教臭くなくていいですね。

  • 室井さんのエッセイが好きで、これも借りたのですが。。
    これは、エッセイではなく、インタビューの文字起こしかな?

    内容は30代女性へのアドバイス。
    耳が痛くなるものありーの、反論したくなるのありーの。だったけど、全体としては、読んで良かった!と思います。

    本の中で各章ごとにゲストとの会話書き起こしがある。
    それぞれのゲストの方の話もとってもためになる。

    30代女性が気軽によめて、自分を見直す機会になる本だと思いました。
    面白かった!

  • エッセイかと思い借りてみましたが、三十代の女性にむけた応援メッセージのような内容でした。四十代後半の私にも心にしみるお話です。

  • 図書館でようやく順番が回ってきました。

    私が想像していたこの本の内容は、雑誌のお悩みコーナーの
    ようなものに寄せられたお悩みに、室井さんが答える…という
    ものでしたが、それとはちょっと違いました。

    これは室井さんが文を書いたというよりは、話したことを
    文に起こした、と言った方が正解かな?

    いつもの室井さん節を期待していたので、ちょっと残念でした。

    でもやっぱり室井さんなので時々出てくるご自身の体験談
    みたいなものがおもしろかったです。

  • 私よりはちょっと年下の人たちに向けての本かな?

    でも,精神年齢の低い私のはちょうど良かったかも(苦笑)。

    若いだけでちやほやされていた時代はもうおしまい。
    自分で頑張って,自分をほめてあげようと思っちゃった・・・。

    ライフワーク,ライスワーク。
    重なれば本当に素敵なことなんだけど,
    こりゃまた,難しいものです。

  • なおこさんが書いていた「しげちゃん」の原作は、室井滋さんだったんだ‼

  • 思ってた感じとちょっと違ったけど、これはこれで面白かったような…。

  • 少し軽めで気楽に読める本を読みたいな、と思っていたところ、以前図書館で予約していたこの本が貸し出し可能となった。
    グッドタイミング!

    女の悩みはマトリョーシカとは、上手に言い得ている。開けても開けても次から次へと悩みが出てくる。あるときふと悩みから開放されても、またしばらくしてから悩みが復活。周期的に発生するこのどんよりした気持ちは、男性には無縁なのだろうか?

    さて室井さんのエッセイ、期待通り気楽に読めて楽しかった。
    目からうろこが落ちたのは、「パートナー」とは、大好きな人ではなく、居心地の良い人だったり、一人ではなかったり、生活スタイルが同居ではなく別居だったりするという指摘。確かに、一緒にいても無理することなく自然に振る舞える人がいいなぁとは思っていたけれど、複数いてもいいんだ!別居もありなの?!と驚いた。かく言う室井さんは、長年同居しているパートナーとは入籍していないとのこと。いろんな生き方が認められる時代になったんだな、と時代に追従できていない自分に気がつく。

    私の周りで事実婚をしている人は、とてもしっかりしている人が多いように思う。余計なものをそぎ落として、大事なものを突き詰めるとそうなるのかな。

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著者プロフィール

富山県生まれ。女優。早稲田大学在学中に「風の歌を聴け」(1981年)でスクリーンデビュー。数々の映画賞受賞のほか、2012年に日本喜劇人協会喜劇人大賞特別賞、2015年松尾芸能賞優秀賞を受賞。1991年マガジンハウスより『むかつくぜ!』を発刊以来、著書本多数。2011年に『しげちゃん』(金の星社)で絵本原作デビューし、同年より絵本ライブを全国で開催。ほかに、『ウリオ』『キラキラ は・は・歯』(世界文化社)、『チンチンボンボさん』(絵本館)がある。また、ディズニー映画「ファインディング・ニモ」「ファインディング・ドリー」日本語版のドリーの吹き替えや、FMとやまで昔ばなしの読み聞かせも行っている。

「2021年 『しげちゃんの はつこい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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