10年後も食える人 1年後すら食えない人

  • 青春出版社 (2012年5月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784413038430

みんなの感想まとめ

価値を見極めるための勉強や、常識の逆張りをテーマにした本書は、特に30代以降の読者にとって新たな視点を提供します。著者は自身の経験を基に、成功するための考え方や行動について鋭い指摘を行い、具体的な事例...

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌『BIG tomorrow』の「儲かる人の法則」という連載を加筆修正した一冊。
    著者は精神科医で、大学教授、受験アドバイザーで、政治・経済の評論家というパワフルなプロフィールの持ち主。

    本の書き方は、1年後すら食えない人の考え方を提示して、こう考えれば10年後も食えますよ!と、提案するような感じ。

    印象に残ったものの中からいくつか、言葉を変えて紹介します。

    ガラパゴス化するという言葉があるけど、語源となったガラパゴス諸島は、独自の生態系や自然をもち、魅力満載。
    皆に合わせて、進化?同化?していくのは、個性を捨てることでもあり、周りの間違った認識で、自分の中で育ててきたよいものを失ってしまう危険性がある。


    また、日本人は昔からイエスかノーで答えるのが苦手で、アメリカ人からは批判されてきた。
    それは、頭のいい日本人にゆっくり考えられると、商談が不利になるといったアメリカ人の作戦か。
    イエスかノーかすぐ決断しろ!と迫るのは、振り込め詐欺の手口と似た感じ。
    それなら、どうして一日くらい待てないのか!と堂々と言うことも必要。
    あいまいさ=優柔不断と履き違えられ、明確に答えることがよいとされてきた。
    しかし、実はそのあいまいさこそ、認知的成熟度が高い判断力であり、ものごとを幅広く考える、日本人の美徳。
    アラーやゴッドなどの唯一神ではなく、森羅万象に神々が宿り、八百万の神を信じてきた日本神道の文化ならではじゃないかなと思った。

    ビジネス系の雑誌読みたくなった\(^-^)/

  •  常識の逆張りのような鋭い指摘がされています。
     しかし、即効性はないような気がします。
     できれば社会に出る前の学生時代に読んでおいてその後の社会人生活の心構えにできたらいいと思えます。
     もう50を越えた私には遅すぎるか?いや、人生に遅すぎることはないか。今からでも心がければ違ってくるか。

  • これまで自分が抱いていた固定観念と相反する内容が多く、はっとさせられた。やや古い本ではあるが、これからの時代にも通用する話も多く、非常に参考になる。
    特に、「資格取得のノウハウはお金になる」の下りは、将来活かせる可能性が大いにあるのではと感じた。

  • 努力できる人は可能性がある。

  • サラリーマン向けなのかな、使い方がちょっとわからなかった

  • 苦手な上司とは距離を置いてそれなりにつきあう
    仕事は完璧にこなすべき
    借金はよくない
    不況時こそ貯蓄を
    ・・・など、かつて「当たり前」の処世術だと思われていたことが、これからの時代にはマイナスになる、ということを例を挙げて解説している本。

    就職がゴールになりかねない学生さんと、サラリーマン生活にどっぷりつかっている人は読むと気付きがあるかも。
    終身雇用神話が崩れて、自分の生活は自分で守らなきゃいけない、ということを理解している人にはきっと物足りないです。

  • 和田秀樹さんの本。学生のとき、「受験は要領」でお世話になった気がする。
    この本で印象に残ったのは
    現在はスピードが最優先。ビジネスも、人生も、「60点主義」でうまくいく。(P124)です。ついつい完璧を目指してしまう普段の自分を反省しました。
    この本は「1年後すら食えない人の考え方(世間一般の常識)」を章の小見出しにして、「10年後も食える人になる考え方(のキーワード)」を章の最後に書く形式です。
    面白いと思ったのは世間一般で信じられている常識を別の角度から見ている話。3つをあげると、
    P86「マザコン」
    マザーコンプレックスという言葉は心理学用語でも、英語でもありません。日本で生まれた”和製英語”なんです。なぜなら、世界各国で「母親を敬い、仲良くする成人男性」をネガティブにとらえる文化は、日本独自のものだから。精神分析の世界でも、母親に愛されている人は、もっとホメられたい、愛されたいとがんばるから野心的になり、成功しやすいといわれている。

    P163「あいまいさ」
    日本人は昔から明確にイエス・ノーを言わないとアメリカ人から批判されてきました。その影響もあって「もっと明確に自己主張しろ」とか「あいまいな返事はダメ」と断じられますが、実際は違います。むしろ、あいまいさこそ、物事を幅広くとらえられる日本人の美徳なんです。
    「Yes or No」、「良いor悪い」の二元論(デジタル的)で考えるのではなく、アナログ的にグレーの部分を考えることで、意見の幅が広がる。
    ただし、曖昧さと優柔不断を一緒にしてはならない、幅広く物事を見られても最後の決断をくださなければ、ただの優柔不断。

    P110 世の中の情報は9割がウソ
    メタボをあおれば国がもうかる、、、

    自分の頭で考える努力をしようと思った。

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著者プロフィール

精神科医。1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。幸齢党党首。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の最前線に立ち続けている。『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『80代から認知症はフツー』『死ぬまでひとり暮らし』『死ぬのはこわくない』『80歳で体はこう変わるからやっておきたいこと』(以上、興陽館)など、著書多数。

「2026年 『医者の言うことを聞いてはいけない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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