なぜ、あなたは生まれてきたのか

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  • 青春出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413038553

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  • 小さな子どもたちから語たれる、胎内記憶、誕生記憶、中間性記憶、過去生記憶。それらから、生きる意味を学べる。

    たいわ士の南山みどりさんの言葉が印象的だった。

    「人は、自分をゆるせないかぎり、他人をゆるすことはできません。たましいの学びを深めるうち、『自分で人生を選んだ』という記憶は、私に尊厳を取り戻させ、私を支えてくれるようになりました。そして、自分の人生の主人公として生きることを思い出させてくれたのです」

    母の愛を求めても得られなかった時の深い悲しみ、母に愛を受けとってもらえない絶望、生き急ぐような青春を過ごし、何度も死を考えた。その悲しみが、私にもよくわかり、いつまでも消化することができない。
    でも、私だから、あえてあのような母親を選んでしまう心理も、否めない。

    宗教教育を受けておらず、先入観のない幼い子どもたちが、語る世界観。

    ・人の本質はたましいであること
    ・肉体を離れても、たましいは生き続けること
    ・人生にはミッションがあること
    ・人は生まれ変わりを超えて、たましいの成長を続けていくこと

    かつての人々は生きる指針を宗教に求めてきたけれど、宗教の偏狭さがもたらす災いや、科学のもつ合理的思考の恩恵により、それらを素直に受け入れることが難しくなってきている昨今、子どもたちが語られる世界観は、何か救いのようなものを与えてくれているようにも思える。

    生まれ変わりを繰り返しながら、愛を学び、たましいの成長を遂げている。
    本当に好きなこと、得意なことが自分の人生のミッション。存在するだけで意味がある。

  • 医師の本だが、スピリチュアルでやな感じ

  • クリニックにあり暇だったので流し読み。スピリチュアル過ぎてついてけない感じ。

  • 本書を読み、自分自身の生き方と子供とのふれあいを見直す上で、ベースとなる心の構えを整えることができた。「生まれる前の記憶」は、その記憶がない人であっても、一部科学で説明できないことでも、既に在るケースからヒントを得て、各人の生活に活かすことは、おそらく必要なのだろう。若干非科学的、宗教書のようだといった批判はわきに置いていて、おりにふれて読み返したい。

  • 今から1時間後、私は教え子達に会う。
    いずれももうお母さんになっている。
    (略)
    そのような時に、この本に出合い、そして、その内容を彼女らに
    伝えようとしている。
    どうして、次から次へとすごい本と出合うのだろう。
    すごく不思議な感じがする。これは、何かの意志が働いていて、
    学ばせてもらっているという感覚だ。

    <本から>
    なぜ、あなたは生まれてきたのか 目次
    プロローグ あなたが生まれてきた理由
    ―それは「生まれる前の世界」の中にヒントがあります

    なぜ生まれ、何のために生きるのか /あなたが乗り越えられない
    ことは起こらない / ″ たましいの記憶 ″から人生が変わる

    第1章 人生でぶつかること、すべてに意味がある
    ―生きるのが楽になるヒント
    困難があればこそ、この世は楽しいのです
    その人生を自分で選んできました
    (略)
    病気で生まれたことにも理由があります
    一見ネガティブな出来事が、のちの幸せをもたらします
    人生の選択に「間違い」はありません
    たましいは悩みで磨かれます
    いのちあるだけで、あなたは「強運の持ち主」です

    第2章
    その親子関係こそ大きな学びのチャンス
    ―家族の問題を解くヒント
    子どもは親を選んで生まれてきました
    きょうだいにも生まれる前からの絆があります
    たくさんの女性の中から「母親」は選ばれました
    子どもにとって「お母さんを助けること」は喜びです
    「ママとパパを仲よくさせるため」生まれてくる子もいます
    「いのちの大切さ」を教えるためにやってきた子
    あえて大変な親を選ぶ ″ やさしくて勇敢なたましい ″ とは
    (略)
    難しい親子関係はたましいの成長を遂げるチャンス
    どんな親からも「愛」を学んでほしいのです
    (略)

    第3章
    だれでも「人の役に立つ」ために生まれてくる
    ―自分の使命に気づくヒント
    どんな人生にもある、果たすべき「使命」をしりましょう
    (略)
    大丈夫、ただ生きているだけで、だれかの役に立っています


    第4章
    あなたは何度でも生まれ変われる
    ―「過去」を「いま」に生かすヒント
    私たちは生まれ変わりを繰り返しながら、たましいの成長を遂げています

    過去と現在未来、すべてはつながっています
    人は生まれ変わりながら成長を続けるもの
    たましいが望んでいるのは、さまざまな経験を通じて学ぶこと
    人生を輝かせる「光」は、すでにあなたの中に存在しています

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著者プロフィール

1954年生まれ。帝京大学医学部卒業。産婦人科医学博士。89年、横浜市に開設した池川クリニックの院長。胎内記憶の研究発表がマスコミで紹介され話題に。その成果を医療の現場に生かし、母と子の立場に立ったお産と医療を目指している

「2016年 『いのちのやくそく なんのためにうまれるの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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