- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413038584
感想・レビュー・書評
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【読了メモ】 (150810 18:25) 松尾昭仁 『人とお金をどんどん引きつける35歳からのルール』/青春出版社/2012 Oct 5th
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2014/1/29 5読了
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目からウロコ!とはいかなかったけど、謙虚にいけ、ということは分かった。
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自分を成功に導くか、今のままで終わるか…35歳が分かれ道と説く筆者もまた、それまでも「ニート同然」と自身が言うところのギャンブル三昧の生活から決別し、起業。そして自身の事業を成功させたそうです。
本書は献本御礼。
35歳…。この年齢は今までの自分にとっては遠い未来の話でしたし、周りのこの年代のかたがたの「生き様」といいますか、そういったものを見たときにその多様性といいますか、一人として同じ人生は歩んでいないもんだなぁと思ったことがあります。
しかし、実際に自分が彼ら彼女らの年齢に近づいたとき、「ターニングポイント」として考えると、もはや時間はあまり残されていないんだなぁと最近は痛感しているしだいでございます。筆者は35歳になるまでは父親が経営していた会社で「会社役員」の肩書きをもらい、役員報酬という名の「お小遣い」をもらいながらギャンブルに明け暮れていたという経歴を持ち、このままではだめだと一念発起して起業し、現在ではコンサルティングやセミナーの講師をされており著作も発表しているのだそうです。
ここでは、筆者の説くお金と人を引き寄せるルールがお金、仲間、異性,お客様・取引先、上司、部下と一章ごとに自身の経験などを引き合いに出した事例をふんだんに盛り込んで説明がなされており、小一時間ほどで読めてなおかつ具体的なイメージをもって理解できるかと思います。ここで衝撃的なことが、ウルトラマンで科学特捜隊を率いるムラマツキャップの年齢がまさにこの年代だということでした。
自分自身の一生が今後、どのように転がっていくかは予想もつかないですが、こうしてこの本に出会って、「今が、そのとき」であることを心のどこかに念頭としておきつつ、今後の人生を送っていこうと思っております。 -
著者は起業して成功したようだが、その成功談ではなく、会社での処世術と言った内容だった。
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概要
人生のターニングポイントである35歳からのルールを身につけ、さらに成長するための本。
35歳の考え方
■35歳の責任
若く見えても35歳として見られる。
⇒ 適当なことはできない。
■お金と冷静につきあう
⇒ お金持ちはお金を大事にする
例)お札をアイロンかけてしわをのばす
■健康にお金は惜しまない
⇒ 35歳をすぎると体も調子が悪くなってくる
⇒ 病気にならないと健康のありがたみがわからない
⇒ 保険をかけるなら予防にお金をかける
■時間は有限
⇒ やらないことを決める
⇒ やらないと決めたらお金を払ってでも他人にやってもらう
■成功者
1.変わり者
2.礼儀正しい
■親孝行
⇒ セミナーに来てもらう
⇒ 感謝の気持ちを伝える
■人を助ける
⇒ うまくいっている人を助けるよりも弱っている人を助ける
⇒ 感謝もされるし、リターンも大きい
■女性と話すコツ
⇒ 聞く8割、話す2割
経験
■経験がストーリーを作る
⇒ 商品を売る時にはストーリーを作ってイメージをさせる
⇒ 本を書くときも読者にこうなってほしいというストーリーを考える
■痛みを知っていれば無茶はしない
⇒ かすり傷ぐらいならどんどん作ってこい
職場
■サラリーマン社会
⇒ 正論を主張しても、周囲との雰囲気を悪くすることもある
⇒ 会社で偉くなるか、会社をおこすしかない
■上司との会話
⇒ お説教や武勇伝を聞いてくれる部下は好かれる
■仕事を楽しめる状況を作る
⇒ 人生の7割は仕事
■部下とのつきあい
⇒ 距離が近すぎてもよくない
⇒ 部下を誘うときは大人な雰囲気の店