「敏感すぎる自分」を好きになれる本

著者 :
  • 青春出版社
3.69
  • (24)
  • (53)
  • (40)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 629
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413039987

作品紹介・あらすじ

ささいなことでドキッとする、ちょっとしたことに過敏に反応してしまう…。それは性格ではなく、性質のせいかもしれません。何事にも敏感に反応しすぎてしまうのが、「HSP(Highly Sensitive Person=非常に敏感な人々)」と呼ばれる性質。ある調査では、生まれつき5人に1人がHSP性質だとわかっています。HSPの人は周囲の出来事や環境の変化に過度に敏感に反応してしまうために、生きづらさを感じたり、周囲の人から誤解を受けることも多々あります。本書では、日本におけるHSPの数少ない臨床医である著者がHSPの特徴を解説しながら「生きづらさ」を減らして生きていく具体的な方法を紹介します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ネットで初めてHSPという概念を知りました。
    自分に該当する点が多く、もっと知りたいと思い手に取った本。

    「HSPは病気ではない、ただの気質である」というネット記事の内容を理解しつつも、自分がそうだと認めることに抵抗がありました。自分の弱さの理由がHSPにとって代わるだけでは?という思いがあったから。
    でもこの本を読んで改めて自分を見つめなおしてみたら、多くのことに気づけました。

    あの時こういう風に行動した私の根底にはこういう思いがあったからなんだ。
    私は私を守ろうとしていたんだ。
    私はこういうことが苦手なのに、それでも克服しようと努力してた、実際できるようになったこともあった、それはマイナスを0にしたのではなく、0をプラスにした努力の結果だったんだ。

    過去はもう変えられないけど、自分で自分の行動や感情を初めて真っ向から肯定できた気がしました。

    より詳しくHSPについて知りたい方には下の本をおすすめします。
    『ささいなことにもすぐ「動揺」してしまうあなたへ』(エレイン・N・アーロン著)

  • 「ほかの人とは何かが違う」と思いながらも、理由が何なのか分からずにいたときにHSPという言葉・概念に出会った一冊。

    ページをめくるたびに自分に当てはまることがたくさんあって今までの自分の謎が解けたような感じがしました。
    初めて読んだときはボロボロ泣けてきてしまったのを覚えています。
    あなたはあなたのままでいい、と今まで自信がなく気後れしていた私を肯定してくれるような本でした。

  • 自分は、チェックシートの8~9割当てはまり、典型的なHSPかもしれない。
    特に音と臭いに関して敏感だ。

    会社の斜め後ろのデブオヤジの無神経な咳、妻が食器を洗う時のコップがぶつかる音。香水やタバコ、整髪料の臭い。音は耳に突き刺さり、臭いは頭痛を催す。

    せめて家ではストレスを受けたくないので、最近はリビングに長居せず、寝室で静かに音楽を聞いたり、読書している。

  • なるほど。HSPは気質。完全ではないけど着地点を教えてくれた気がする。

  • 自分の読み方には合わなかった。求めている内容ではなかった。この題材について、もっと理詰めで説いてくれる書物を探していたが、そうではなかった。「HSPは、想像力があって芸術家に向いています!」「直観力があるので、組織の中で必要な人材です!」なんてことを言われても、ああそうか! とはまったく頷けない。これを読んで、よし、芸術家を目指そう、と思う人がいるんだろうか。この症状に苦しむ人を勇気づけようとしてくれているんだろうけど、私には響かなかった。つくづく、難儀な気質だと思う。ごめんなさい。

  • 長年の答えが見つかったようです。

    私自身HSPだと気付きました。
    この本を読み終えたとき涙が出ました。

    生きづらさの答えをようやく見つけました。
    これからはこのHSPと少しずつ向き合っていきます。

  • 過敏体質も40うん年もやっていると、こんな自分は好きにはなれないけど、長沼先生の本を読むと自分へのダメ出しが減ります。
    辛い時に読める数少ない本。

  • 私の配偶者がHSPではないかと思い、読んでみました(本人にもこの本を斜め読みしてもらいましたが、書かれていることの自覚はあるそうです)。
    配偶者は敏感・繊細でいろいろピリピリ感じやすく、端で見ていて気の毒な時もありますが、最悪の危険も回避する能力もあるのでは?と思うところもあって(配偶者自身は無自覚)、HSPということの自覚や周りからの理解があると、しんどさの感じ方がだいぶん違うように思いました。

  • HSPという生まれながらにして敏感な体質をもった人達がいるというのが、ちゃんとした研究によって明らかになっているのを知らなかった。
    一見すると発達障害にも似た敏感さだけれど、そちらとも違う。あれ?いったい何だろう。と思う人は読んでみるととても腑に落ちると思う。
    他人との境界線が薄いのは幼少期の親との距離感が原因の一つであったり、他人の気持ちを自分の事として取り込みやすい性質があるために、自分軸を失いやすいという分かりやすい説明は目から鱗が落ちるようだった。
    五感が敏感である。直観力がすぐれている。など、良い面と、それ故の生きづらさの比較。そしてそれをコントロールする方法、または接し方など、自分や他人を理解するにはとてもよい教科書だと感じた。
    『知る』というのは他人を助けることでもあり、自分を許すことでもある。
    読んで良かった。

  • HSPの人は、人の感情に敏感で影響されやすい。相手との境界が薄い。だから負の感情を発してる人からは遠ざかる方がいい。

全54件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

長沼睦雄(ながぬま・むつお)

一九五六年生まれ。北海道大学医学部卒業。脳外科および神経内科診療を経て、
道立札幌療育センターおよび道立緑ヶ丘病院の児童精神科・精神科で診療を行ない、
二〇一六年十勝むつみのクリニックを開業。日本では数少ないHSPの臨床医。
著書に『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』『敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法』(ともに永岡書店)、『「敏感すぎる自分」を好きになれる本』(青春出版社)、『敏感すぎるあなたがうまく話せる本』(KADOKAWA)など。

「2020年 『ちょっと「敏感な人」が気持ちよく生きる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長沼睦雄の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
矢部 太郎
塩田 武士
平野 啓一郎
ヴィクトール・E...
エラ・フランシス...
有効な右矢印 無効な右矢印

「敏感すぎる自分」を好きになれる本を本棚に登録しているひと

ツイートする
×