論語知の遺産心の妙薬 (PLAY BOOKS INTELLIGENCE 54)

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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413040549

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  • 論語と聞けば、あの難しい言い回しの訳の分からん言葉が思い浮かびます。でも、「温故知新」とか「友遠方より来る、また楽しからずや」「戦々恐々」「切磋琢磨」「薄氷を履むが如し」などは皆、この論語から来ているのです。そう考えると、結構、身近にあり何気なく使っている言葉だったのですね。この本にはその一部だけですが、孔子が弟子たちに語る問答集を載せています。まあ平たく言えば、人生訓とでも言うのでしょうか、壁にぶち当たったとき、落ち込んだ時など、色々な場面での心の有り様の方向性を示す言葉の数々が書かれていました。あぁなるほどなぁと感心するばかり、この2千数百年前に有った言行録が現代でも通用するのには驚きます。人類の進歩なんて、たかが知れていますなー。


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著者プロフィール

昭和7年静岡県生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科を成績優秀にて卒業。24年間の参議院議員生活ののち、大正大学教授などを務める。2002年には勲二等旭日重光章受章。往年のベストセラー『姓名判断』『ヘンな本』『頭のいい銀行利用法』『頭のいい税金の本』など輝かしい過去をもつが、現在はお気楽な独り暮らしの隠居老人。

「2018年 『あの世に持っていくにはもったいない 陳平 ここだけの話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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