宇宙で一番美しい周期表入門 (青春新書インテリジェンス) (青春新書INTELLIGENCE 187)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413041874

作品紹介・あらすじ

本書は、元素周期表の美しい法則を読み解くとともに、この世の物質のすべてである元素のヒミツを誰にでもわかりやすく解説したものである。

感想・レビュー・書評

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  • とりとめもなく話を展開しているようで、まんべんなく元素を紹介しています(さすがに全部ではないけど)。化学の基礎も織り交ぜてますし、話題もわりとタイムリー。

  • 1.It was hard to follow the author in the part of how various atoms were created.

    2.The rule of the electoron orbit are also complex and beyond my imagination ---> read it again to understand!

    3.historical stories about atomic physics were interesting.

  • よかった、ような気がする

  • 細胞の活動から宇宙の創生まで、元素を切り口にして、自然界の仕組みを平易に面白く解説。生物なら分子や高分子のレベルで、宇宙なら素粒子で語られる話題が、ちょっと違った書き方になっていて面白い。原子核の周りを電子が回り、電子の出入りで何かがおきるという教科書的一般知識が、現実の自然界でどんな役割を果たしているか、具体的にイメージできるようになった。周期表上で水素HとヘリウムHeの間の空白の理由が判明し、Wikipediaを読んでもわからなかったα線とβ線についても、ちょっとだけ解った気になれたのが収穫。新しい元素の発見や生成に関する、化学者と物理学者の対立軸が印象的。

  • 101206読了

  • [ 内容 ]
    本書は、元素周期表の美しい法則を読み解くとともに、この世の物質のすべてである元素のヒミツを誰にでもわかりやすく解説したものである。

    [ 目次 ]
    序章 周期表には美しいヒミツがある
    第1章 その時、元素が発見された!-元素概念の結論
    第2章 レアメタルはどこにあるのか?-最先端電子機器のカギが眠る
    第3章 生命活動の真実-人間に必要な、毒!?
    第4章 元始、宇宙は単純だった-周期表1番目の水素の威力
    第5章 カラダの材料は核反応で-遠い昔遠いどこかで誕生した元素
    第6章 あるはずの新元素を探して-周期表を埋める人工元素と放射性元素

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著者プロフィール

1967年、東京都生まれ。
東京大学理学部物理学科卒業。博士(理学)。
専門は宇宙物理学と観測装置開発。
理化学研究所、NASAゴダード宇宙飛行センター、東京工業大学、早稲田大学などの研究員を経て国際基督教大学ほかで教鞭を執るかたわら、科学のおもしろさを一般に広く伝える著作活動を展開している。
著書:『宇宙はどこまでわかっているのか』 『言ってはいけない宇宙論 物理学7大タブー』(幻冬舎新書)、『身のまわりの科学の法則』 (中経の文庫)、『科学者はなぜウソをつくのか ―捏造と撤回の科学史』(dZERO)、『知れば知るほど面白い宇宙の謎』(三笠書房)、『物理学、まだこんなに謎がある』『科学者たちはなにを考えてきたか』『科学の世界のスケール感をつかむ』(ベレ出版)など多数。

「2020年 『宇宙の謎に迫れ!探査機・観測機器61』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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