解体されるニッポン (青春新書インテリジェンス) (青春新書INTELLIGENCE 196)

  • 青春出版社
3.09
  • (1)
  • (6)
  • (12)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 60
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413041966

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「アメリカとマスコミの正体」を糾弾して日本人に注意を喚起した前作・「騙されるニッポン」に続く第ニ弾。本書が出版された2008年3月はリーマンショックによる世界経済恐慌の直前なのだが、当時好況に沸いていた「世界一豊かな国」アメリカが、自らが生み出した邪悪な金融工学によって崩壊に向かっていると警告し、アメリカに代わる世界のリーダーの必要性を強く訴えている内容は、10年後の日本を見通していたかのよう。世界の金融・軍事そして石油を牛耳るアメリカの闇を暴き、第二次大戦からベトナム戦争・イラク戦争までの全てがアメリカの「自作自演」と推測する。「陰謀論」として切り捨てるのは簡単だが、世界史の観点から見れば非常に穿(うが)った内容。

  • 2008年時点の世界情勢の一つの見方として、参考になる。裏付けがとりにくい証拠を基に議論しているところが今ひとつなのだが、思考実験としては、訓練になると思う。



  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】
    ・新書がベスト

  • 表のマスコミやニュースではなく、真実はどこにあるかを考えさせられる。

    090910 フォトリ、MM手帳

  • 読みやすく、なおかつ面白い本です。批判的思考を身につけるにはいいかも。

  • 中央・地方間、世代間、所得、教育・・・ さまざまな日本の要素が弱くなっていく。「フォーブス」元アジア太平洋支局長の肩書きを持つ筆者は“何者かが望んでいる”とにらむ。サラッと読めます。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1961年カナダ生まれ。ジャーナリスト。上智大学比較文学科を経て、カナダのブリティシュ・コロンビア大学卒業。米経済紙『フォーブス』の元アジア太平洋支局長。著書に、『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』(光文社)、『メルトダウンする世界経済』『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』シリーズ(イースト・プレス)、『分断される世界経済』『戦時体制に突入した世界経済』(清談社Publico)、『一神教の終わり』(秀和システム)、『破滅する世界経済と日本の危機』(かや書房)など多数。

「2023年 『ディストピア化する世界経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ベンジャミン・フルフォードの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×