図説 見取り図でわかる!江戸の暮らし (青春新書INTELLIGENCE) (青春新書INTELLIGENCE 248)

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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413042482

感想・レビュー・書評

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  • 江戸に関するこの手の本は何冊か読んできているが、他の本に載ってないこともたくさんあり、予想外に良かった。特にアミューズメントパークのようだったという尾張藩下屋敷の話は面白く、この件はもっと詳しく知りたいと思った。

  • 新書文庫

  • [ 内容 ]
    徳川家康が入国すると、小さな港町だった江戸は海岸や湿地を埋め立ててまたたくまに広がり、百十万人ともいわれる人々の暮らす大都会へと成長していった。
    広大な江戸城とその大奥、壮麗な門を誇る武家屋敷の数々、表通りに軒を並べる大店と、狭いながらも人情あふれた長屋のひと間、江戸っ子たちが楽しんだ湯屋や、さまざまな娯楽とは―。
    鳥のような目で江戸の町を眺望し、江戸人たちの暮らしがひと目でわかる多様な見取り図を収録。
    いまなお人々を惹きつけてやまない、江戸の魅力あふれる一冊である。

    [ 目次 ]
    1章 江戸の見取り図と町並み(大江戸八百八町―空から見た江戸の町;江戸の市街地―どこからどこまでが「江戸」なのか ほか)
    2章 江戸城の見取り図と将軍の暮らし(江戸城―どのくらいの広さだったのか;江戸城本丸天守閣―失われた壮麗な城建築 ほか)
    3章 武家屋敷の見取り図と武士の暮らし(徳川御三家―広大で華麗なたたずまいの屋敷;江戸上屋敷―外堀内縁に権勢を競った大名たち ほか)
    4章 商家の見取り図と江戸の商い(大店の店がまえ―呉服の大店、駿河町三井呉服店;小店の店がまえ―暮らしの必需品を扱う店 ほか)
    5章 町屋の見取り図と町人の暮らし(江戸の裏長屋―隣近所と共同生活の長屋暮らし;九尺二間の裏長屋―庶民の暮らしはどんなだったか ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 副業の朝顔変種づくりに励む下級武士、看板娘目当てに薪にするほど楊枝を買う男、狭い長屋で蚊対策で猛烈な煙に包まれ、むせる庶民、極めつけは東京ドーム27個分のアミューズメントパークを造園した尾張徳川家の庭園「戸山荘」。小田原の宿場町を再現して、十一代徳川家斉なんかが、庶民をまねてしばし休息を楽しんだとか。
    なんて人間臭い江戸の生活かな。

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著者プロフィール

函館市生まれ。編集者を経て現在は歴史作家。歴史の意外な側面や人物のもう一つの顔に焦点を当て、執筆を続けている。著書に『江戸東京の地名散歩』(ベスト新書)、『江戸三〇〇年 あの大名たちの顚末』『江戸っ子はなぜこんなに遊び上手なのか』『水の都 東京の歴史散歩』(いずれも小社刊)など多数。

「2023年 『図説 家康が築いた 江戸の見取り図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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