ニュースが伝えない政治と官僚 (青春新書INTELLIGENCE) (青春新書INTELLIGENCE 253)

著者 : 三宅久之

• 青春出版社 (2009年11月3日発売)

作品紹介・あらすじ

多くの国民の期待を背負った鳩山内閣。その政権担当能力はどうなのか。首相直属の「国家戦略局」「行政刷新会議」で果たして政治主導の実現は図れるか。したたかな官僚たちを若手が多い民主党の政治家たちがコントロールしていけるのか等々、注目点は数多い。本書は、五五年に及ぶ政治ジャーナリストとしての経験と独自の幅広い情報源をもとに、今回の政権交代を含めた政治の舞台ウラを明らかにし、新政権への期待と懸案を診断した臨床政治学である。

感想・レビュー・書評

[s39usaさんの感想 · 2019年2月16日]

国政について分かりやすく全般に渡って説明している。閣僚会議が承認印を押すだけの会議で、議論する場ではないことは驚きました。

[ishid14さんの感想 · 2015年3月30日]

タイトル通りニュースでは教えないであろう政治の実際やルール、慣習を教えてくれた。一国民として読むのも良いが政治家の方にも見てほしい一冊。民主党政権時に読んでいればもっと面白かっただろう。今から見れば三宅氏が民主党に期待していた部分がよく分かるし予想通りできなかった部分ばかりだなとも読める。

[宮本知明さんの感想 · 2012年7月1日]

大上段に構えたタイトルの割には、ごくごく当たり前、既出の内容がダラダラ書かれているだけ。まいった。盛り上がりもなくいつの間にか終章といった感じ。

[nimoさんの感想 · 2012年2月20日]

薄く広く。

普通に日々ニュースを見ている人には物足りないかな。

[カフカさんの感想 · 2011年2月8日]

三宅先生の内容はいつも興味深い。

[H.Satoさんの感想 · 2010年12月28日]

政治家は官僚とうまくやらないとやっていけない。
総理大臣は各官庁から来ている事務秘書官を上手に使いこなせないといけない。それを使いこなすのは官房長官の役割だろう。
この本は鳩山政権前に出版された本だが、なかなか面白い、読みやすい。
政治家のテレビ出演料は数万円程度（たいてい3万円）だが、テレビの影響力は強いからみんな出たがる。評論家とか一緒に出ている人の10分の1くらいだったりするらしい。

[「おやっさん」さんの感想 · 2010年5月20日]

ずっと自民党政権に寄り添ってきた？政治評論家の極々当たり前で、皮相的な情報による、極々平凡な政治と官僚のお話でした（笑）。

[refrescさんの感想 · 2010年1月27日]

Since I didn't have basic knowledges about politics, this book helped me gain them. For example, I found out the fact that political power becomes corrupted over time. And I was surprised to learn that bureaucrats in general have corrupted so much as long as I believe what the author illustrates. If it is true more or less, they should be punished strictly and bureaucracy must be reset thoroughly.
Come to think of it, I remember that some topics in this story were mentioned in "Ryusuke Kaji's view" or "Kaji Ryusuke no Gi", an adult comic story written by Kenshi Hirokane. When reading the comic again after reading this paperback I could feel politics in Japan more familiar than before.

[pinkopaqueさんの感想 · 2009年12月29日]

ジュンク堂書店難波店