行列ができる奇跡の商店街 (青春新書インテリジェンス)

  • 青春出版社 (2011年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784413043090

みんなの感想まとめ

商店街の復活と繁栄の道筋を描いたこの作品は、現代社会における商店街の重要性を再認識させてくれます。多くの地域で「シャッター通り」が増加する中、名古屋の大須商店街や板橋の大山商店街、那覇の栄町商店街の成...

感想・レビュー・書評

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  • 関西は震災で,商店街は壊滅状態になってしまい 残った所もほとんどシャッター通りです。
    外国の市場やバザールを見るたびに、うらやましいと思っているので、今の時代に則した形で、商店街や市場が復権すると良いなぁと思います。

  • 昨今シャッター街が増加しているが、その反面活性化している商店街も少なくはない。そんな商店街が復活するまでの過程を知ってほしい

  • 「商店街」と言えば、衰退をイメージさせられるが、本書では繁盛している商店街を紹介し、その繁盛理由を探る。本書では、繁盛理由を大きく5つにまとめている。

    <繁盛商店街の秘密>
    1 独自のウリを持つ
    2 空き店舗を作らない工夫
    3 コミュニケーションの重要性
    4 笑顔を絶やさないリーダーの存在
    5 そこですべてが簡潔する

    こうして見れば、当たり前のことのように思える。1特長は必要だし、2は、いわゆる「窓割れ理論」やがん細胞と同じである。放置しておくとコミュニティに悪影響を及ぼすので、早めに摘み取らねばならない。

    店舗が空く理由というのは、往々ににして店主の引退である。個々の店舗が孤立していれば、引退即空き店舗になる。本書で取り上げられた3つの商店街は、商店街内部のコミュニケーションも十分あるようだ。日頃からコミュニケーションがあるため、店舗が空く際には、他の店子を誘致したり特売会場にしたりとの工夫ができる。

    商店街は、一律に衰退していくのではない。当たり前のことをする、工夫次第でなんとでもなる、そう気づきを得られた。中小企業庁が、繁盛している商店街の創意工夫をホームページで紹介しており、アイデアが浮かばないということはないのではないだろうか?

    <目次>
    第1章 商店街の歩んできた道
    第2章 「ここに来れば何か楽しいことをやっている」−大須商店街(名古屋市)
    第3章 地方と都市を結ぶ“架け橋”にーハッピーロード大山商店街(板橋区)
    第4章 時代遅れを“強み”に変えるー栄町市場商店街(那覇市)
    第5章 繁盛商店街が教えてくれること
    おわりに

  • <大須商店街(愛知県名古屋市):ここに来れば何か楽しいことをやっている>
    ここには何が必要かという視点
    その土地らしさを活かす
    自分たちが今持っているものをいかに上手く使うか(ex.公衆トイレを作らず、各店舗のトイレを開放)
    時代にあったハードに作り変える資金はない→ソフトをどうにかする
    (ex.祭り)
    大須の庶民生とマッチ
    人の流れを変える
    アメ横→若者が足を運ぶ→若者向けの店ができる
    栄地区と協力
    世界コスプレサミット→漫画の聖地化
    「話題性」を意識
    どこもやったことがないことをやる
    話題を提供→無料で宣伝
    イベントは全てメンバーで運営
    委員長は一人一回
    →人材育成、新陳代謝、
    商店街の案内人
    コミュニケーション、商店街に愛着
    行動に移す
    20%改善されれば20%の成功


    <ハッピーロード大山商店街(東京都板橋区):地方と都市を結ぶ懸け橋に>
    都市型商店街だからこそできること
    定期的に商店街を訪れる人を増やす
    そのとき、それなりにお金を使ってもらう
    商店街を一体化させるようなミッションを行い、地元の人に想いを伝える
    農産地と連携⇒ブースを作って地方でとれた野菜を売る
    都会の人々になじみのある食材を鮮度の高い状態で安価に売る
    様々な地域の食材を扱う
    地方出身者から好評
    生産者が自ら売るイベントを開催
    地方と都市の交流
    地方の人々が生まれ育った街に誇りを持つ


    <商店街に学ぶこと>
    1.独自固有の長所がある=独自性
    立地や規模、歴史的な背景も違うなかで「何をウリにして、アピールしていくかが重要」


    自らしか持ち得ない、独自固有の長所を見つける→その長所を徹底的に伸ばし、アピールすること


    店舗の独自性
    ウリの商品を持った特徴ある店舗が多くある
    固定客ゲット


    2.コミュニケーション
    馴染みの商店街=お金とモノの交換以上の"何か"を期待
    売り手と買い手のダイレクトなやりとり
    会話、心の交流
    安さや品質よりも心で売る


    3.笑顔を絶やさないリーダー
    人をまとめる
    商店街の一体化


    4.すべてが完結する場所
    品揃えが豊富
    ある程度の規模が必要


    今、商店街の存在が見直されている・・・
    ・大型ショッピングセンター=車社会
    ⇒高齢社会にはふさわしくないのではないか
      高齢者が買い物に行く建物ではない
    ・コンビニにはないコミュニケーションが商店街にはある
    ・身の丈に合った暮らしが美徳
    ・無縁社会の救世主になるのではないか

  • 役員の本棚から取り出して勝手に読んだ本。

    商店街、確かに何処もシャッター通りと化している感があるが、
    復活を遂げた3つの商店街を例に解説している。

    スーパーやショッピングモールの発展によって衰退していった商店街。
    しかし、今後は郊外のショッピングモールなどのほうが、高齢化・晩婚化・少子化・独身化が進むことにより無用のものになる可能性があるという論点は目から鱗だった。

    やはり、コミュニケーションを求めるんですよね、人は。
    うちの近くの商店街も復活してほしいなー!

    個人的に、名古屋には何年か住んでいたので、大須商店街は
    いってみたかったなーと。笑

    目次
    第1章 商店街の歩んできた道
    第2章 「ここに来れば何か楽しいことをやっている」
    第3章 地方と都市を結ぶ“架け橋”に
    第4章 時代遅れを“強み”に変える
    第5章 繁盛商店街が教えてくれること

  • 図書館で別の本を探していたら、目に付いて手に取る。
    多くの商店街が「シャッター通り」化する中、名古屋の大須商店街、板橋の大山商店街、那覇の栄町商店街の事例をもとに、現代における商店街繁栄の本質を探っている。
    名古屋の大須は、コメ兵に行く際、活気のある商店街だなと思っていたが、なるほど商店街としての他にはない独自性を常に追求している点、かなりの努力の結果であることがうかがい知れる。
    商店街の衰退の要因は、大型店やショッピングモールの進出だけではないことを、考えさせられる。

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著者プロフィール

不動産エコノミスト、ディー・サイン不動産研究所所長。
早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。立教大学大学院博士前期課程修了。㈱船井総合研究所上席コンサルタント、Real Estate ビジネスチーム責任者、基礎研究チーム責任者を経て、現在、㈱ディー・サイン取締役、ディー・サイン不動産研究所所長。
専門領域は、不動産・住宅関連分野で、企業向けコンサルテーション、データ分析、市場予測などを行う。不動産・住宅に関する講演多数。『2020年大激震の住宅不動産市場』『消費マンションを買う人、資産マンションを変える人』等9冊の著書がある。また、ダイヤモンド(WEB版)など4つの媒体に連載。

「2016年 『データで読み解く賃貸住宅経営の極意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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