「イスラム」を見れば、3年後の世界がわかる (青春新書インテリジェンス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413043571

感想・レビュー・書評

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  • 天然資源の原産地は、主に中東諸国である。だから、中東諸国で何らかの社会的混乱が生じれば、世界経済に大きなダメージが与えられることになる。特に日本は、天然資源の輸入を中東諸国に大きく依存していることもあり、生産・消費両面においてその影響は計り知れない。そのような影響力の大きさから、表題の意味が見えてくる。

    今後も「イスラム」は、ますます存在感を増していくだろう。なかでも特に注目を浴びているのがトルコだ。トルコは、政治・経済・軍事・倫理(宗教)などあらゆる面において、「イスラム」のリーダーとしての能力を持っている。

    日本にとって幸運なことに、トルコは親日国家である。「イスラム」の盟主たりうるトルコと、これからも親密な関係を結べれば、日本にも明るい将来が見えてくるだろう(もちろんトルコにとってもメリットがある)。

    本書は、現代国際政治・経済を学べる一冊です。分かりやすくまとまっています(「裏情報」については、とりあえず眉に唾をつけた方がよいかもしれませんが)。なお、表題が「イスラム」となっていますが、じっさいは「中東」の話がほとんどです。

  • 読了。

  • 半分近くがトルコに費やされており、今トルコがいかに元気があって日本人にとって強力なパートナーになりうるかって点でおれの感覚的な見たてと一致。他にも具体的なエルドアン首相の成果とか詳しく知らなかったことが多く勉強になった。トルコ以外ではカタールと米国やアルジャジーラの関係、なぜイスラム地域では隣国の関係が悪いのかやムスリム同胞団の活動、イスラム金融、大国のオイルを巡る思惑を分かりやすく書いていて良書。

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。拓殖大学商学部卒業後、国立リビア大学神学部、埼玉大学大学院経済科学科修了。アルカバス紙(クウェート)東京特派員、在日リビア大使館渉外担当、拓殖大学教授等を経て、現在は笹川平和財団特別研究員、日本経済団体連合会21世紀政策研究所ビジティング・アナリスト。イスラム諸国に独自の情報網を持つ第一級の中東アナリストとして、マスコミ・講演等で発信を続ける一方、日本の中東政策にも提言をするなど、幅広く活躍中。

「2015年 『結局、世界は「石油」で動いている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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