絆ストレス 「つながりたい」という病 (青春新書INTELLIGENCE)

著者 :
  • 青春出版社
3.34
  • (5)
  • (9)
  • (14)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 112
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413043762

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • exchange

  • 思ったよりよかった。

  • ちょうどいい絆がいいんだろうなぁと
    家族間のストレスも含め深く納得。

    いきなりヨシタツが出てくるあたり、かなりのプロレス好きな著者なんだなぁ。

  • 【最終レビュー】

    図書館貸出・10冊枠からの一冊。

    『絆』というこの言葉に『隠されていた』

    〈光と影〉

    特に、普段はあまりに目にはつかない

    [重なり合うかのような「影の苦しみの数々」にもがく生々しい患者さん達の「実際の姿」]を通して

    『確かに頷けることばかり』

    という

    『確信』という名の『納得の連続』の『手応え』

    しっかりと噛み締めつつ実感するかのような

    〈雰囲気そのもの〉

    これに尽きました。

    3.11の時、確かに自分も書いてあった状態に一時、陥っていました。こういう状態だったんだなと…

    [香山さん流・ネットのマイルール]

    私も、こういった感覚を持ちながら、今後も利用していこうと、改めて自分の中で感じ入りました。

    [SNSの幻想・呪縛・誤解・錯覚=本当の意味とは…]

    →特に、ズバリドンピシャ!懐にズッシリと突きつけてるかのようで、圧巻でした。

    [ありそうでなさそうな]

    →これも上記と同様の印象そのもの。

    [誰からも好かれようとすることの『多大なデメリット』]

    [限られた同士での絆の『果てにあるもの』]

    [思い込みの『恐ろしさ』]

    [ゆるやか・ささやか・薄く・細い・ほどよい(融通の利く)『絆』へ]

    [決めつけず、強すぎず、思い詰めない]

    申し分ないぐらい、自分が思ってることを存分に、香山さんが代わりに話してるかのようでした。

    SNSに一切関わらず、本当に自分は良かった。

    香山さんに

    〈念には念を、自分の背中を後ろから押してもらえた〉著書でした。

    一番、私が感銘を受けた箇所を記載し終わることにします。

    《24時間・365日、そんなに『強い絆』を『必要としている』のだろうか?》

  • 絆がもたらすデメリットが満載。絆という響きの美しさに騙されていた自分に気がついた。

  • 積読だった本掘り返し

  • 1/130926

  • 請求記号:50068358
    資料ID:361.3/Kay
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 字も大きくて薄いので、すぐに読めます。
    大震災を経て、「絆が大事」って世間はいうけど、絆によって苦しい思いをしているひともいるよ、だからほどほどの絆、都合のよい絆をつくっていこうっていう本。
    香山さんが言うことって、けっこう的を得てるねんなあ。
    男女についての考察、親からの受け止められ方や他人との関係の取り方については、若干納得できへんかったけど。

  • チェック項目7箇所。大震災後は「絆」といえばそれだけで、「すばらしい」「美しい」「かけがえがない」とプラスのイメージしか連想できなくなっているが、実際には多くの人がそれまでは「絆より個人」「つながりより私らしさ」を大切に生きてきたことを、忘れてはならないはずだ。モノを提供する側も、消費者の個々の欲求、要求に応えるため、さまざまなこだわりや付加価値をいかに提供できるかという部分で勝負しようとしている。「私だけのこだわり」は、「絆」とはなかなか両立しない、「絆」を重んじるためには、ある程度の画一性が必要だからだ、たとえば、学園祭での「絆」を大切にするためには、みんなでおそろいのTシャツやはっぴを作り、それを着なければならない。「戦後も『絆』で乗り越え、復興を遂げたのだから、今回もがんばろう」と熱く語る人を見たこともある、しかし、戦後と現在では何より人々の状況はまったく違う、戦時中の貧しい生活の中で焼け野原になった状況と、豊かな生活からいきなり選択肢を奪われた状況を同一視することはできない。非常時には、人間はいつもとは違った心理状態になる、今回の大震災はあまりの規模だったので、表面上は復興に向かいつつある半年後、1年後も実際には「非常時」が続いている、と考えるべきだろう。あこがれの人とすぐつながれて、絆が結べたような気持ちになれるのはとても楽しい、でもそれってやっぱり幻想、錯覚かも、自分にそう言い聞かせておかないと、いつか思わぬ傷を負うかもしれない、やっぱり「SNSの絆」には要注意、と言いたい私である。「孤独死だけは避けたい」と思うあまり、何十年も息苦しい絆に縛られ、自分を抑えて他人に気をつかって暮らすよりは、「いよいよになったらこういうサービスを利用しよう」と元気なうちにある程度、準備さえしておいて、あとはひとりで、ときには友だちにも会いながら、気楽に暮らすというほうがずっと自分らしいかもしれない。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

精神科医・立教大学現代心理学部教授。
 1960年7月1日北海道札幌市生まれ。東京医科大学卒。学生時代より雑誌等に寄稿。
 その後も臨床経験を生かして、新聞、雑誌で社会批評、文化批評、書評なども手がけ、現代人の“心の病”について洞察を続けている。専門は精神病理学だが、テレビゲームなどのサブカルチャーにも関心を持つ。

「2018年 『身近な人が「うつ」になったら読む本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

香山リカの作品

絆ストレス 「つながりたい」という病 (青春新書INTELLIGENCE)を本棚に登録しているひと

ツイートする