なぜか投資で損する人の6つの理由 (青春新書インテリジェンス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413044028

作品紹介・あらすじ

ノーベル経済学賞「行動経済学」理論からの新提言!「あの時、買っていれば…」「また売り損ねた…」投資やお金で失敗するのは、経済を読み間違えたからではなく、自分の心を知らないからだった。アンカリング、ギャンブラー効果、サンクコスト…人が儲け損なう心理を知り、それを逆手に取って、お金に好かれる人生を歩むための画期的大提言!

感想・レビュー・書評

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  • 1.お客さんの話を聞くと「損した」と言う人がかなり多い。なんで損をしたのかはわかるのだが、なぜ繰り返してしまうのかが理解できないので、心理的要因から考えてみる

    2.投資をするには自分の運用スタイルを確立し、自分がお金をどうしていきたいかを考えることが必須になってきます。大切なのは買う、休む、売るの相場の三法を意識することです。ただ良いと思って買うのではなく、売るタイミングを決め、本当に投資して良いのか一呼吸おくことで冷静な分析ができると言えます。

    3.やはり、目的なく投資するのでは意味がない。自分の運用スタイルを分析することが大切なのだと思いました。金融機関の人間として、お客さんに説明する時にはまず確認していきたいと思います。説明の時に役立つこととして、金融資産は何%持っていればいいかという質問は今後使っていきたいと思います。

  • 読みやすかった
    心構えを再認識

  • さくっと読めて、役立ちそう。
    経済心理学関係の本では一番さくさくでは。
    投資の格言は智恵の固まりか?

    ○投資に必要な3つの「段」判断、決断、断行
    ○一流のファンドマネージャーはみな「歴史観」をもっている。
    ○「男だったら」で投資に失敗する。

  • 投資で損をする人がやりがちな行動について、そういう場面に直面した際の心理や行動などを説明している。

    あぁ、思い当たる。と言う項目があり、頭をかき、反省しながらも、すいすい読むことができた。
    しかし6つの理由となっているが、章立ても6つになっておらず、また紹介された理論や法則も6つ以上あったので、どれが6つに含まれていて、どれが含まれていないのかわからなかった。

    ちなみに紹介された理論や法則は下記の通り
    ・プロスペクト理論:損をしたくないという心理
    ・アンカリング効果:刷り込まれた情報に踊らされる
    ・サンクコスト:戻ってこない、かけたお金と手間を惜しむ
    ・メンタルアカウンティング:心の中でお金に色を付ける
    ・ギャンブラーの誤謬:都度右翼勝手な解釈をする
    ・ハーディング効果
    ・現状維持のバイアス
    ・情報のカスケード
    ・認知的不協和
    ・フレーミング効果

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著者プロフィール

金融ジャーナリスト。行動経済学会会員。1960年札幌市生まれ。銀行系証券会社・投資顧問会社および投信会社でファンドマネージャーを務めた後、ブルームバーグで投信評価システムの開発、外資系証券会社での商品本部長兼広報部長等を経て独立。2004年10月よりオフィスKAZ代表取締役。03年頃より、資産運用や投資教育などにも積極的に行動経済学を取り入れ成果をあげている。日本テレビ『課長 島耕作』の経済監修を担当、「SMAP×SMAP」で木村拓哉氏と対談する他、現在、北海道テレビ「イチオシ!」、テレビ埼玉「埼玉ビジネスウオッチ」のレギュラーコメンテーターを務めるなど、テレビ、雑誌、セミナー等で幅広く活躍中。

「2013年 『なぜか投資で損する人の6つの理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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