10万人の脳を診断した脳神経外科医が教える その「もの忘れ」はスマホ認知症だった (青春新書インテリジェンス)

著者 : 奥村歩
  • 青春出版社 (2017年7月4日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413045162

作品紹介

いま、40~50代の働き盛りの脳に起こっているもの忘れ症状は、「スマホ認知症」(スマホで過剰な情報を脳にインプットしているために脳過労を起こし、記憶力をはじめとする脳機能を低下させる症状)だった!すぐに検索・情報チェック・ナビに頼る…といった習慣で、あなたの脳を「考えない脳」に変えてしまう衝撃の事実とその解決策をスーパー脳神経外科医が伝授。

10万人の脳を診断した脳神経外科医が教える その「もの忘れ」はスマホ認知症だった (青春新書インテリジェンス)の感想・レビュー・書評

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  • 内容はシンプルだったが、考えさせられた。
    「スマホ認知症」「スマホ脳」という往年のゲーム脳論を彷彿させる言葉を造りながらも、押し付けがましさの少ない主張と文章が読みやすかった。
    (ゲームと違ってスマホは誰でも使うから、声高に否定しにくいという面もあるだろうが……)

    スマホ認知症では、『思い出す力』が弱るのだという。
    それを読んで、ネットで山のように情報を仕入れても、思い出す作業をめったにしない(そのきっかけがない)自分に気づかされた。
    ネットの情報は、本よりも情報量が多く、種類が豊富で、系統立てられていないことが多い。気まぐれを起こしてあっちこっちに飛ぶのも容易だ。
    このため、やめどきが見つけづらく、統一された知識になりにくく、ただ洪水のように頭の中を流れていってしまいがちなのだろう。
    情報収集では目的意識の持ちようが大切。そう頭ではわかっていたつもりなのだが、どうしても情報の新しさ、にぎやかさばかりをあくせくと追いかけてしまっていた。
    そうしなければもったいなく感じたり、手軽に何か意味のあることをしている気持ちになれたためだろう。だが、「たくさん新しい情報を見る」だけのことに価値があるわけではないのだ。
    今に始まったわけでもない情報過多の時代、色々なところで、「取捨選択」の能力の大切さに脚光が当たっている。
    獲得しない。選択肢をためこまない。終わらせる。
    鍛えるべきは、そのための判断力と勇気なのだと、あらためて思った。

  • ・スマホへの依存は脳の機能を低下させる
    ・あえて遠回りして時間をかけることが脳には良い影響を与える。

  • スマホ依存はよくないだろうと、本を読まずとも思っていましたが、この本はその理由をとてもわかりやすく説いていてくれて、納得、腹落ちしました。
    スマホ検索や、パソコンのネットサーフィンばかりしていると、脳の一時記憶置き場、ワーキングメモリの部分だけを酷使してしまい、深く思索する部分は使わないまま、鈍ってしまうとのこと。
    情報メタボという言葉を使っていましたが、ビジュアルとして目に浮かび、すごく怖くなりました。
    ジャンクフードや合成甘味料のジュースばかりを大量に摂取して、運動もせず健康的な排泄もせず、ただただ食べ続けていたら、当然病気になりますね。
    脳も同じこと。アウトプットも深い思考にもつながらない情報、自分にはあまり関係のないネットのニュースやゴシップ、口コミや投稿などをインプットしても、脳の記憶一時置き場はあふれて、取っ散らかって、収集がつかず、ヘトヘトになっていく。(だから必要な情報が取り出せない「もの忘れ」も頻発する)
    対策に挙げられていたことは、マインドフルネスや瞑想、自分の本当にやりたいことを見つけるために自己と対話すること、自然体験やリアルなコミュニケーションをすることでひらめきを得ること、寝る前にスマホやパソコンは見ないで睡眠の質を上げることなど、他のビジネス書や自己啓発書、健康関係の書籍でもよく目にすることで、やはりそれが真理なのだなぁと実感しました。

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