「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣 (青春新書インテリジェンス)
- 青春出版社 (2018年10月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413045537
作品紹介・あらすじ
人種(体質)が変われば、長寿の秘訣も変わる! 体質的に「内臓脂肪が蓄積しやすい」「アルコールに弱い」日本人。なのに、海外の長寿食や長生きの人が実践している健康法を取り入れて、本当に効果はあるのか。20万人の健診結果と最新医学データで浮かび上がった「100歳を超えても元気な人」の共通点から、日本人のための「健康寿命」を延ばすヒントが見えてくる!
感想・レビュー・書評
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読みやすかった。目次だけでは長寿の習慣4つが何か分からないので、本文をじっくり読む必要がある。
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奥田昌子「日本人の体質研究でわかった 長寿の習慣」、2018.10発行。日本人の体質は、動脈硬化になりにくい、内臓脂肪が蓄積しやすい、アルコールに弱い、だそうです。そんな日本人にとっての長寿の習慣(百活習慣)は:。著者は4つと言われてますが、私は3つしか捉えられなかったですw。①バランスの取れた和食生活 ②身体を動かす(運動)。糖尿病(糖化)を止めるのは運動だけ。③本を読んだり、人に会ったり・・・。勉強と新しい経験。
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沖縄の人は豚肉、豚足、豚の耳を食べてきた。
世界三大長寿村の食生活
ビルカバンバ=エクアドル 塩分が少ない、肉は少なく豆と果物が多い、坂道を何度も往復する。
フンザ=パキスタン アンズの産地、肉魚が少ない、野菜果物穀物、高地で歩数が多い
コーカサス地方=ジョージア ケフィア(ヨーグルト)、果物からカリウムを取得する。ヨーグルトが長寿の原因とは限らない。
地中海食は昔の地中海食とは違って油が多い。
認知症は赤ワインとは限らない。肉が少なく野菜果物が多い。
アメリカは保険制度がない、殺人と事故が多い、ため平均寿命が高くない。
牛乳はカルシウムが多いが飽和脂肪酸も多い。
海藻を分解できるのは日本人だけ。
カロリー制限は以上たんぱく質の分解が進む。
カロリー制限だけでなく運動が必要。
運動で12.5%、カロリー制限を12.5%減らす。骨が強くなる。血糖値が下がりやすくなる。
健康長寿の秘訣は腹8分目と運動。
未知のものに好奇心を持つ。パズル計算では認知症予防には効かない。
犬はこの30年で平均寿命が倍になった。飼育環境とペット医療のおかげ。
ソウガメは150歳。クジラが68歳。
テロメアだけでは寿命を説明できない。
大豆、魚などからたんぱく質を摂取し、緑黄色野菜(ほうれん草、にんじん、ブロッコリー、トマト、ピーマン)を食べる。牛乳、卵、豆、海藻、果物を毎日または2日に一度食べる。
腹八分目。
カルシウムが不足すると骨から溶け出す。
血液内のブドウ糖が血管表面のたんぱく質と結びついてAGEになる。一度できると元に戻ることはない。
ヘモグロビンA1Cは糖化反応を調べることができる。
動物性の脂肪を過剰に摂ると、空腹中枢に炎症が起きて食欲が止まらなくなる。運動や玄米で防げる。
人は血管とともに老いる。