教養としてのダンテ「神曲」<地獄篇> (青春新書インテリジェンス)

  • 青春出版社 (2022年9月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784413046572

作品紹介・あらすじ

これを読まずして西洋文明は語れない! 700年前にルネッサンスの端緒を開いたイタリア文学の最高傑作を完全読解。読み終えるころには、欧米人の思考原理が「そうだったのか!」と理解できます。

みんなの感想まとめ

テーマは、ダンテの「神曲」を通じて西洋文明の理解を深めることです。本書は、ダンテの地獄巡りを親しみやすく解説し、読者にファスト教養を提供します。著者は、ダンテに関する膨大な文献を背景に、現代の視点から...

感想・レビュー・書評

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  • 4年前に、大好きな須賀敦子さんによる「神曲」を読みました。
    そのレビューを振り返ってみたら、本文も読まず(たぶんすぐ挫折)藤谷道夫さん池澤夏樹さんによる「はじめに」と「解説」だけでレビュー書いた私。そして

    「現在、ダンテに関連する論文や著作は世界で毎年一千点に及び、これはシェークスピアに次いで世界で二番目に多いそうです。
    ですから、この本をしっかり読む前に、もっと読みやすいところから、ゆっくりせめていきたいと思います。
    ごめんなさい、須賀敦子さん、藤谷道夫さん。」

    そんな私に7人のかたがハートをくださっています。
    ありがとうございます。
    その7人の皆さんのご期待に応えて、このたびちょっと読みやすい『教養としてのダンテ「神曲」』無事読み終えました。

    佐藤優さんは、この表紙を見たら近寄りがたそうですが、
    この本はわりと親しみやすいものになっています。

    神曲の流れ――ダンテの地獄めぐりがだいたいわかりました。広い意味でファスト教養と言っていいのではないでしょうか。

    それよりこれ、佐藤優さんが「神曲」解説を利用して、いろいろ言いたいことを言っている本だと思います。
    佐藤優さんはがんになって教育の仕事をやめ文筆業に専念するつもりと私は解釈している。
    命にかかわるほどではないと思うのですが、この際言っておこうみたいなことがたくさん書かれていると思いました。

    だからこの本は「神曲を知りたい」あるいは「佐藤優さんの話がききたい」皆さんにお勧め。
    朝日新聞「A-port]
    オンラインサロンでの講義が基になっています。

  • チ。を読んでから当時に有名だった作品について知りてえ〜と思ってダンテの神曲を知るために。現代の話題につなげて説明してくれるから分かりやすいというか読みやすくはある。ただまずは原典の翻訳本を読んだ上で自分なりの解釈を掴むために読んだ方がいいんだろうな、と思うなどした。

  • 神曲に関する本を読んだのは初めてだけど、原文の解説、それを現代風に捉え直すのに適した本の紹介していてその本が2万円以上する古書やコミックに至るまで、まさに多岐すぎて佐藤氏の深くて広い知識に圧倒されっぱなしだった。
    2万円の古書は無理として紹介されてたコミックは読んでみたい。

  • 近代ヨーロッパはこの作品から始まった−。700年読み継がれるダンテの不朽の名著「神曲」〈地獄篇〉を文化、宗教、歴史から読み解く。朝日新聞『A‐port』オンラインサロンでの講義を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40288733

  • ・ダンテはこの『地獄篇』を恨み骨髄に徹して書いています。書かなければいられないほど鬱憤がたまっていたのです。凄惨な圏谷の情景を生き生きとしたタッチで描いている箇所などは、相当のカタルシスを得たことと思います。でも、少し書きすぎたかなと自分を抑えたり、書き足りないと感じて模索を繰り返したりもしたでしょう。『神曲』は、ダンテ自身の内面世界との対話の記録だとも言えます。

  • ●『神曲』についてというより、キリスト教社会の根底にある思想について触れることができた。

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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