既読スルー、被害者ポジション、罪悪感で支配 「ずるい攻撃」をする人たち (青春新書インテリジェンス)

  • 青春出版社 (2024年4月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784413046947

作品紹介・あらすじ

既読スルー、無視する、被害者ポジションをとる、サボる、ため息でアピール、わざとミスをする、弱さを武器にする、しつけという名の支配をする……周りからは見えづらい「ずるい攻撃」を仕掛けてくる人がいる。このような攻撃を受けると、確実に「嫌な気持ち」になるものの、表面化しにくい攻撃だからこそ、周りに相談しても取り合ってもらえず「こちらの気のせいかな」と感じてしまう人が多い。
ただ、既読スルーも被害者ポジションも、すべて立派な攻撃。こういったわかりづらい攻撃、受動攻撃から身を守るにはどうしたらいいのか。そもそも、こうしたずるい攻撃を行う人は何を考えているのか。本書では経験豊富な心理セラピストが、受動攻撃をしてくる人の心理を解説。その具体的対処法も明かす。

みんなの感想まとめ

周囲に潜む「ずるい攻撃」を受けることで生じる不快感や困惑について、深く掘り下げた内容が魅力的です。著者は、既読スルーや被害者ポジションなど、わかりづらい攻撃の心理を分析し、その背景には成長過程での家庭...

感想・レビュー・書評

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  • いるわ〜(°▽°)
    こういう人たちに構う必要はありません(°▽°)
    スルーしましょう(°▽°)

    • あぢまんがさん
      ごぴさんの感想毎回全部読んでからいいねしてます(p_-)
      ごぴさんの感想毎回全部読んでからいいねしてます(p_-)
      2025/12/05
    • ごぴ(°▽°)さん
      ありがとうございます!(°▽°)
      あぢまんがさんのカオスな本棚大好きです!(°▽°)
      ありがとうございます!(°▽°)
      あぢまんがさんのカオスな本棚大好きです!(°▽°)
      2025/12/05
    • あぢまんがさん
      ごぴさんもけっこう僕と似た趣向(あらゆるジャンルって意味で)と思って毎回面白いなと感じてたんですけど…やっぱりカオスですかね笑
      お互い既読ス...
      ごぴさんもけっこう僕と似た趣向(あらゆるジャンルって意味で)と思って毎回面白いなと感じてたんですけど…やっぱりカオスですかね笑
      お互い既読スルーしてないってことで!
      2025/12/05
  • 「ずるい攻撃」を考え出す人ってどんな思考回路をしているんだろう?って疑問があったんですよ。「ずるい攻撃」って知的犯罪ですよね。考え出す人ってある種の天才じゃないかと思ってたんですが、ちょっと違ったようです。

    本書では「ずるい攻撃」を分類分けして紹介し、攻撃をしてしまう人の心理分析を行っています。攻撃する要因と仕組みは様々ですが、幼児期など成長期の悪性の家庭環境と、その劣悪な環境への対応の過程で身についた特質・行動パターンが「ずるい攻撃」を発動させてしまうことが多いんだなぁと感じました。

    特筆すべきは「ずるい攻撃」を受けやすい人の分析も記載されている点。攻撃をする人の特性を変えるのは難しいので、攻撃を受け辛くするのが現実的な対応とのこと。専守防衛って感じですかね。

    過剰防衛となって、自分自身が「ずるい攻撃」を発動させないよう気をつけたいものです。

  • 【 周りに必ずいる、ずるい人!】
    読んでいて「わかる」「いるよね」と首がもげるほど頷きたくなる事例が沢山出てきます。

    私の職場に、対応に困っている同僚がおり、この中に出てきた事例がいくつか、その人にぴったり当てはまったので驚きました。
    そもそもどうしてずるい攻撃をしてしまうのか?ということも知れて学びになりました。
    今の自分に必要な本だったこと、学びになる内容が多かったことから、高評価とさせていただきました。

    そして知りたいことといえば、ずるい攻撃を受けた時の対処法。
    そちらも合わせて載っており、簡単には実行できないかもしれませんが、知っておくのと知らないのとでは全く違うと思います。

    また、「こういう人いるよね!」と読みすすめていき、ラストでは「あなたもずるい攻撃をする側になる可能性はある」と記載してあり、ドキリ!
    人の中には少なからず「恐怖」が潜んでいるので、定期的に自分の心と向き合う時間を作りたいと思いました(自分の心との向き合い方も載っています)。

  • ずるい攻撃をする人の心理や対処法がわかりやすく書かれていた。
    悪口や嫌がらせは加害者側の心の弱さに起因するもの。
    家庭や学校、職場で上手くいかないことがあると、周りに当たりたくなる。
    ただ、直接的な悪口だと罪悪感が残るので、一見悪口と取れないような「表面上をきれいに偽り裏側からトゲが滲み出る程度」の絶妙なバランスをついたずるい攻撃をしてくる。
    被害者としては明確な証拠がないため、反論や抵抗がむずかしい。
    現代社会に蔓延る厄介な攻撃だなと思う。
    対処法を知れたので収穫。
    自分も知らぬ間に加害者になってしまわないように気をつけたい。

  • 攻撃をしてくる人の心理と、受ける側の心理を冷静に分析。攻撃を受ける側も周りに対して攻撃してしまっている可能を指摘している。攻撃を連鎖させないように意識することが重要であり、怒りや恐怖といった感情がどこから来るのか自分の内面と向き合うことを推奨している。
    ずるい攻撃をしてくる人というのは共通して面と向かって攻撃するのではなく、真っ向から反撃されないようにしてくる。それは自分が弱いからであり、その弱さを悟られないために他人の足を引っ張ることで優位に立とうとする。そうすることで心の安定を図っている。
    他人から雑に扱われないようにする心構えなど参考になった。

  • カズ姐さんの深くて面白い心理学
    https://ameblo.jp/yourexcellence/

    リトリーブサイコセラピー(自己否定感や職場の人間関係にお悩みの方向けカウンセリング)の心理セラピスト株式会社ユアエクセレンス公式HP
    https://www.yourexcellence.jp/

    既読スルー、被害者ポジション、罪悪感で支配 「ずるい攻撃」をする人たち 大鶴和江(著/文) - 青春出版社 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784413046947
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • わかりやすくたくさんの例が書いてあり、読みやすい。母親の支配的な行動などもっと詳しく知りたい部分がたくさんあった。
    「お世話」という名の支配が特に身につまされた。相手が求めてもいないし、依頼してもいないことを先回りしてやってしまうことは、相手のためではなく自分の欲求や自尊心を満たしたい、相手を思い通りにしたいという気持ちが潜んでいる。

  • 育ってきた環境の影響もあると思いますが、「心理的なゴミ箱役」を引き受けるのはもうやめようと思いました。攻撃から自分を守る方法もあったので、試してみます。

  • 私自身、攻撃を受けやすく、いじめにあいやすい体質。
    どうすれば良いのか悩んでいた時に見つけた1冊です。
    1番は自分と他人の境界線をはっきりする。自分を深く掘り下げて、自分の恐怖と不安を探る事は、相手を傷つけない大切な行為に結びつく。
    自分自身も雑に扱わないことが大事なことです。
    いろんなことを考えさせられました。

  • 私も30代くらいまでは「攻撃をされる側」だったかも。
    ある人に、無視され、仕事上必要なことも話せず、トイレでかち合うと私が個室にいる間、聞こえるように私の噂話をされたり。
    攻撃されればされるほど、なんとか彼女の機嫌を取らなきゃと思ったあの心理状態、まさに彼女の八つ当たりを受け取る「ゴミ箱」だった。彼女に使ったあの時間、もったいなかったな~!!!

    今は自分の利益にならない人とはきっちり距離を置くことにしてる。
    こちらが避けても、本書の中で言う「被害者ポジション(自分は不幸、だから助けて)」の人とかは絡んでくるけど、無理、ごめん、それは違うと思うよ、で通せるようになった(他人に絡むエネルギーを問題解決に充てればいいのになぁ)。
    否定のほかにも、やりたい、こうしたい、こういうのが良い、という要望を伝えることも上手になったと思う。

    なんで?って言われると…
    結婚して、日常の中で小さな要求を聞いてくれる人ができたからかな。自分の要求が肯定される経験を通して「やってほしい」も「やめてほしい」も、どっちの「お願い」も発信していいんだ、って気づいた感じ。
    あとやっぱり娘ができたこと。私が周囲のゴミ箱であり続けたらこの子たちもそうなってしまうということを何となく勘づいたんだと思う。

    とはいえ、その大事な娘たちに対して、今の私は完全に「攻撃する側の人」になっちゃってる。
    だって、友達関係、生活態度、一般常識、学校の成績、将来の進路、所属するクラブでの評価…心配で、不安で、この子たちちゃんと生きていけるの?って1人あせっちゃう。心配な気持ちを分かってよ!ってすごい思ってる。
    子供を守りたくてアレコレ心配するあまり、子供を自分の不安のゴミ箱にしてたら世話ないじゃん、っていうね。

    ま、ちょっとずつ改善するように頑張ります…

  • 著者の大鶴和江さんは
    心理セラピスト心理分析心理セラピー講師

    『ずるい』って言葉は
    嫌な言葉で読むのを躊躇したけど
    なるほど納得できたし
    読みながら自分の周りの人の顔が浮かんできたりして
    なかなか内容の濃い本だった


    アンダーラインの部分の線が太くて文字の半分くらい暗くなってしまい
    老眼には読みにくい
    細い線でお願いしたかったです

  • 過去の出来事が、今に深く影響するって!人間の心の繊細さ、傷ついた心の立ちなおらせ方等を学びました。やはり自分と深く向き合う事が大切ですね。人間関係に悩むことがあったので、少しスッキリしました

  • この本の書影を最初に見たとき、2つの印象を抱いた。1つは、「ずるいって言葉、嫌いなんだよな。羨ましいを他責的に言い換えて人を攻撃するのに使われがちだから」。もう1つは、「被害者ポジションとか、そういうところから攻撃されるの覚えがあるな。そして、このずるいってのは正しい意味でのずるいっぽいな」。

    まさに本書は被害者ポジションとか、嫌味とか、孤立させたりとか、そういういかにも現代的な「ずるい攻撃」にフォーカスを当てて、それぞれの手口と動機、心理的にはどういうバックグラウンドが考えられる、あるいはありがちなのかについて解説している。ぴえん系(本書ではぴえんタイプと記載)やサークルクラッシャーに触れられてるのが意外で面白かった。

    社内政治なんかはずるい攻撃の典型的な主戦場になりがちだと思う。実際僕が受けたずるい攻撃も職場でのものが最も印象深く想起される。あまりにも過去の体験を想起させる記述が多いのでびっくりして付箋を貼りまくってしまった。四季報でも通読しているかのようだった。

    そして、このようなずるい攻撃、受動攻撃と呼ばれるそれらについて解説しているだけではなくて、対処法も書いてくれている。対処法としては「これ、会社では中々使えないんじゃないかな」みたいなものもあったけど、覚えておいて損はないだろうと思う。Xなんかで見かける対処法もあながち間違ってないものもあるんだな、と思う部分もあった。

    また、ずるい攻撃を受けていると思っている人が実は自分が他責的に受け取っているだけだった、みたいなケースについても触れられている。ずるい攻撃を実際に受けていたとしても、自分がずるい攻撃をしないことの証左にはならない。こういう本が広まると、自分の行動を省みる機会も増えていいと思う。まぁ、そんな簡単なものではなく、そんな魔法のようなことは起きないとも述べられており、現実ってそうだよね…とも思った。

    読んでいると、ずるい攻撃をしてきたあの人は実は凄く可哀想な人なのかもしれないな、などとも思うけど、だったとして本書の言うところのゴミ箱になる必要はない。なるべきではないし、なる筋合いもない。対処法をうまく使えるかはわからないが、頭の片隅に留めておきたい。

    本書は2024年の春に初版が発行されているようだ。この本にあと数年早く出会えていれば、と思う。だけど、本書で紹介されているマニピュレーターについて詳しく書かれている書籍はまさにずるい攻撃に苦しんでいる時期に入手していたが、読めていなかった。まぁあの精神状態では仕方がないとも思うけど、本書だって今だから読めただけかもしれない。本書の対処法は、効果てきめんというようなものではない。そんなものだろう、とは思うが、出会えたとてなんの足しにもならなかったかもしれない。とは言え、今出会えて良かったと思うので、本書を必要としている人のもとに少しでも多く届くことを願ってやまない。

  • 「ずるい攻撃」をする人の心理、攻撃を受けないための日々の態度、受けた時の対処法など為になった。自分が誰かに「ずるい攻撃」をしないように、自分の内面や過去と向き合い、心の中にある恐怖と上手く付き合っていこうと思う。

  • いるいる〜と思いながら読んだ。
    読んでいてしんどくなった。

  • 特に6章の攻撃からの自衛の技に学びがあった
    なかなか難しいことだが、内なる自分を味方にするしかないのだな。

  • <閲覧スタッフより>




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    所在記号:146.8||オオ
    資料番号:10276280
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  • メモ
    ・嫌がらせや意地悪の多くは、心の内側に原因がある。愛されたいけど愛されない、自分だけうまくいかない・・・そんな自分を認めたくない、受け入れたくない。その感覚を感じないように蓋をして抑圧するために、自分よりうまく言ってる人や幸せそうな人に対して怒りがわいてくる。→そういうところ、ある、自分も。
    このような人は自分の嫉妬心に中々気づくことができない、と書いてあるが、気づいている場合はどうすれば?
    →外に向けている矢印を自分に向ける。自分を責めるのではなく、自分の寂しさや怒りや不安を自分自身がわかってあげる。受け入れ方がわからないときは、口でつぶやいたりノートに書いたりするだけでも自分の気持ちが意識化されて、表現することで心の開放が起こる。

    ・受動的攻撃(本書のタイトルでもある、ずるい攻撃) 不満や怒り、否定といった感情を直接的に相手にぶつけず、遠回しで受身で胃ながらわかりにくい消極的で否定的な体動や行動を示す
    まさに前職の上司がこれする人だった。当てはまりすぎてこわい。怖すぎて逆に笑える。
    そういう人に出くわしたときは距離をとることが大事と本書では書いてあったが、上司なので逃げることもできず、反抗もできず、自分が全部悪いのかなと思わされた。結局メンタルやられて退職したけど。ほんと職場は入ってみないとわからんなあ・・・

    当てはまる例
     ★ねちねちとした嫌味、意地悪
     ★控えめな言葉や態度でマウント
     ★人の行動を邪魔するような皮肉や嫌味
     ★「あなたのせい」と被害者を装い罪悪感をあたえる
     ★ミスや失敗の時大きいためいき
     ★皮肉や嫌味なのに「冗談です」と笑ってごまかす
     ★ほめながら、言葉の端々に小さな嫌味
     ★「あなたの考えを受け入れます」と言いながら、その考えを否定してくる
     
    悪意のある場合
     ★何度も同じことが繰り返される→え、これはもしかして嫌味?と思わされることが複数
     ★急に接近し親密になろうとしたがる→個人的なことを聞いてきて秘密を探ろうとする
     ★かかわるといつもモヤモヤして後味が悪い
     ★嘘が多く、発言はその時々で矛盾がある→昨日はこういったのに、今日は前言を翻すということが日常的にあるので、まともに受け取ろうと混乱する

    ・仲良しグループの仲を引き裂くサークルクラッシャー/フレネミー(他人の幸せが許せない人)はいい人ポジションで、心配するふりをして他人をおとしめる。ターゲットにならないためには、他人の悪口を手土産にして近づく人物には最初から警戒する。うっかりその悪口に賛同すると、自分も悪者になってしまう可能性がある。

    ・マニピュレーターについては片田珠美『他人をコントロールせずにはいられない人』にも触れており、これは既読。

    ・受動攻撃への対処法は?
    ターゲットに選ばれないように意識する。弱そう、反撃しなさそうと思われたら狙われる。悪意を受け取らないという姿勢を見せる。淡々と冷静に接する。→普通の時はいいけど、相手は冷静さを崩そうと攻撃してくるからなあ・・・それができたら苦労しないよという・・・。
    悪意を受け取ってしまうのは、何かのトラウマや支配的な親に育てられたからか、原因を掘り下げる。ノーと言って断る、自分の立場が弱い場合はより強い立場の人の力を借りる、公に訴える。
    ←これもできなかった。より強い人もその意地悪人間の味方だったし、他の強い立場の人にも就業時間外で話せる門戸が開かれていなかった。

    ・マウント癖のある人の特徴、ちょっと当てはまるところもある。
    常に人よりも価値のある自分でなければならない、他人にどうみられているかの他者評価や承認に非常に敏感、少しのミスに過剰に落ち込む、他人と自分を常に比較、勝ち負けにこだわる、人間関係は上下で判断して態度を決める、間違いに気づいても謝れない。。。

    ・被害者マウントも、する人たくさんいるなあ。他人の話を遮って「あなたなんかいい方よ」「私の方がひどい目にあってる」。「自分が世界一不幸な被害者」といえば、周りを圧倒できて優位に立つことができる。私を大事にして、愛してほしい受け入れてほしいという幼児的な満たされない欲求や依存心が影響している。

    ・マウントとる人、被害者ぶる人、俺様女王様タイプの自己愛パーソナリティ障害、かまってちゃん、いずれも他人への共感性に欠けており、支配的で自己中心的。社会は自分にとって敵だらけという認識。→ちょっと思い当たる。グサッ
    周りは自分の自尊心を脅かす存在であると誤認識しているために、不信感や敵意でしか人とのかかわり方を知らない。敵意帰属バイアス、自分が傷つかないよう守るために、周りを敵認定しておく。

    ・マウントとる人への対処法は?
    ラポール切りのテクニック。戦うのではなくスルー。うなずいたり相槌を打つのを控える。目線もあちこち見たり遠くを見たり、反応を薄くする。

    ・「あなたのために」を枕詞に支配しようとしてくる人に注意。一方的な親切の押し売り、お世話という名の支配。役に立つことで承認を得ることができ、有能感や自分が必要とされていると思える。こういった意識が潜んでないか。それは相手のためではなく、相手にしてあげることで自分の承認欲求や自尊心を満たしたいということ。親の例が出ていたけど、まさに自分の親にそっくりでぞっとした。家から出るまで、それが普通だと思っていたから。受け身になってしまっていた。
    「あなたには私の助けが必要でしょ、できないことは私がやっておくから。ほらほらやっぱり。だから私に任せて」
    精神的に未熟な親元に生まれた子供は本当に不幸。そのとおり。

    ★チェック参考文献
    信田さよ子『母が重くてたまらない』『愛情という名の支配』

    ・演技性パーソナリティ障害、ぴえんタイプに注意。大げさに自分がいかに不幸かを大演説し、弱さや不幸を武器に他人の関心や承認を得ようとする。多くは愛情欠乏感や孤独の問題を抱えており、不安定で他責的。依存性が強いわりに裏表が激しく、攻撃性の高いタイプも目立つ。

    ・正義中毒や社会正義を強く主張する人に自分がなっていると気づいたら。もしかしたら自分の恐怖あ不安、怒りは自分の心が傷つくのを避け、心を守るために反応しているのではないか。と気づく。そうすると自分の外側に憎悪の対象を探そうとしたり、敵意を向けたりする必要がなくなってくるので、心が穏やかになってくる。

    ・あいまいな態度となあなあで済ませない。嫌われないことを優先してしまうと、自分の勘所を隠していい人でいようとしてしまいがちになる。過去のトラウマに向き合い、断ち切り、これからは自分で選ぶという意思を言葉にする。

    ・誰かに責められたとき、恐怖を避けるために、怒りで反応するケース。自分を守るために使われる。怒りの感情を自分の心の中で、きちんと消化しておく。

  • 図書館にて。
    「ずるい攻撃」とこの本の中で表している、メンタルへの様々な攻撃とその対処法を解説した本。
    このように具体的に見せてもらうと、そういえばと見たり経験したことがあったなと思い当たる。
    支配しようとする人の心理の項目で、子どもの自尊心を傷つける例が挙げられていたが、この禁止令についてはされたこともしたこともあって辛いと同時に耳が痛かった。
    攻撃する人と攻撃される人は相互に入れ替わる、という文言も納得だった。

    攻撃をされた後の傷ついた心のケアや、攻撃をしてきた人への反撃あるいは対処の方法などは後半に少しある。
    総じて時間がかかるのだなと思った。
    大人になってみてもやはり、人間関係が一番難しい。
    自分のふるまいを日々大丈夫かな、と思い返す時間が必要だし、傷つくことに鈍感でいられたとしても傷つけることには鈍感にならないようにしようと思った。

  • ずるい攻撃をする人々を列挙する。
    それと対峙するには、被害者側にならないこと、法に基づき毅然と対応すること。

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著者プロフィール

大鶴和江(おおつる・かずえ)
心理セラピスト/リトリーブサイコセラピスト
一般社団法人日本リトリーブセラピー協会代表理事
株式会社ユアエクセレンス代表取締役
生活が困窮し、また母親の病気療養のため、6歳から児童養護施設で育つ。幼少期の体験やトラウマから派生するさまざまな困難に直面することで、人生や生きることについて疑問を持つようになる。その後、心理学や心理療法、脳科学を学び、2005年、心理セラピストとして起業。“見えない利得”にフォーカスした新しい心理療法「リトリーブサイコセラピー」を開発し、現在は心理セラピースクールの講師として活動中。YouTubeチャンネル「カズ姐さんの深くて面白い心理学」では、難解な心の仕組みがわかりやすく解説されていると好評を得ている。
著書に、『恐れを手ばなすと、あらゆる悩みから自由になる』(大和書房)がある。

「2021年 『自分を縛る“禁止令”を解く方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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