酒場のオキテ: 「酒通」の「粋」がわかる本 (青春文庫 よ- 12)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413093644

感想・レビュー・書評

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  • 3月14日読了。酔いどれ俳人吉田類による、日本各地の「粋な」酒場の思い出語りなど。「酒場放浪記」などに通じる多くの酒の名店の名が挙がるが、それをいちいちメモして吉田類に追随するのも野暮の極致。彼からは酒場の楽しみ方、日本各地のうまいものと人々との会話を味わう姿勢を学びつ、自分なりの酒を楽しむ姿勢を追及すべきもんだな。東京の酒の聖地、新橋や北千住、神保町などの場所もそれぞれに奥が深い!

    • ワサキさん
      おぉ。なぎら健壱の酒場漂流記を読んでまさに昨晩同じ事を思いましたよ。店をメモって同じ店に行くってもんじゃないよねー
      おぉ。なぎら健壱の酒場漂流記を読んでまさに昨晩同じ事を思いましたよ。店をメモって同じ店に行くってもんじゃないよねー
      2010/03/16
  • 20180731読了
    2007年発行。酒場好きなおじさんの酒場紀行。これだけたくさんの酒場をめぐるとは、高知の酒好きってすごい。

  • エッセイ

  • 屋台の聖地福岡博多をスルーして熊本とはどういう神経だ!まったく・・・。
    まぁ最後に断ってたけどやっぱ情報量には欲求不満な感じが残る。ワガママ言わせてもらえば東京一冊・東日本一冊・西日本一冊ぐらい書いてほしかった。それを考慮しても博多をスルーとは!こんなこと言っては失礼だけども、どうして岡山なんだろうか。まぁ酒の習慣が薄いってことで出したんだろうけど、なんで岡山・・・桃太郎じゃん・・・。(←これが福岡人の県民性^^)
    行ってみたいなー、人情ある東京。言ってみりゃ東京砂漠の小さなオアシス。入試の時初めて東京来て新宿ぶらぶらしてたら小さな横丁があって、そこは古っぽい飲み屋がズラーっとしてて、あーこういう東京もあるんだな〜と、東京へのあこがれが一層したもんだ。本に書いてあったけど、あの辺はやっぱ闇市の名残があって、それで現代都市であるにもかかわらず、時間が止まったようなところが残ってるんだそうな。そういえば新宿駅はいる直前の光景って、わりとプレハブボロ屋がちらほらしたりするんだよね。で、そこでうな重食ったけど、あれは美味かった。質素な道具でウナギを焼いて、煮込んだタレをちょっとかけるだけ。思い出しただけでも美味そう。時間が止まったようなあの感じの雰囲気がまたそれを盛り上げる。
    テキパキ仕事をする様は職人と言っていいだろうけど、東京の店長さんってあんまし喋らんのかな?ってを思った。まぁ人情有っぽい店回ったのこの一軒だけだし、この本にも書いてあるように個性的な店長さんはいろいろ居るらしいから、何とも言えないけど。福岡帰って、屋台とか飲み屋とか言ったらやたらと話しかけてくるから、やっぱ東京人って『男は黙って仕事する』なんかなーとかいうことを考えた。
    そういうことを考えて、やっぱいろんなとこで飲むのってのもいいなぁとか、新たな野望が生まれたりして。なんとオヤジ臭い。こんなんだからタメに敬語使われたりするんだろうか・・・。

  • 色々考えずまず飛び込んでみる!
    そして美味しいお酒が飲めれば、それでいいじゃないですか。

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著者プロフィール

吉田 類(よしだ・るい)
1949年、高知県生まれ。 画家として主にパリを拠点に活動後、イラストレーターに転身。
90年代からは酒場探訪や旅に関する執筆を始め、BS放送『吉田類の酒場放浪記』で多くのファンを得る。著書に『酒場詩人の美学』など。

「2021年 『つげ忠男コレクション 吉田類と読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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