世界史を変えた「暗号」の謎 (青春文庫 い- 17)

著者 : 稲葉茂勝

• 青春出版社 (2007年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[machinobuさんの感想 · 2014年3月9日]

古今東西、暗号のあれこれを満載。

[ashisasさんの感想 · 2012年10月3日]

うーん、ちょーっと浅いんだよなー。
主だった暗号のタイプとかは網羅されてると思うんだけど、そっから更に深く掘り下げて、それらの暗号がどれぐらい「世界史に影響を与え」て、「世界史を変えた」のかが、この本からはあんまり見えない。どの章もどの節も、「そこから具体的にどういうことが起きたのよ？」という印象を持った途端に、次の話題に移ってしまう。勿体ない。

暗号というものに対する知識がほとんどなくて、とにかくざーっと知りたいというのであれば好いかもしれませんが、そうでもなければ他にいくらでも好い本はあると思います。

著者プロフィール

1953 年東京生まれ。東京外国語大学卒。
編集者としてこれまでに800 冊以上を担当。
そのあいまに著述活動もおこなってきている。
おもな著書には、『大人のための世界の「なぞなぞ」』、
『世界史を変えた「暗号」の謎』（ともに青春出版社）、
『世界のあいさつことば』（今人舎）、
「世界のなかの日本語」シリーズ１、２、３、６巻、
『世界の文字と言葉入門　９. 英語圏の文字と言葉』
（ともに小峰書店）などがある。

「2015年 『世界の文字の書き方・書道　全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」