- 青春出版社 (2017年4月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784413096690
作品紹介・あらすじ
孤独である自分、未熟である自分に胸を張れ──岡本太郎の言葉〈メッセージ〉は、時代を超えて私たちの魂を射ぬく。本書は、いまも読み継がれているベストセラー『自分の中に毒を持て』、そしてその姉妹本『自分の運命に楯を突け』に続くシリーズ第三弾である。太郎が生前、さまざまな媒体で発表してきた原稿を、はじめて書籍化したものだ。いわば、未発表の原稿といってもいい。そんな貴重な原稿の中から、現代に通じる熱いメッセージを厳選している。
感想・レビュー・書評
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岡本太郎さんからはパワーをもらえるが、いかに自分が醜く生きてるかを突きつけられて落ち込む面もある。多くの気づきをもらえる本です。
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『自分の中に毒をもて』から岡本太郎さんの生き方に感銘をうけ、同シリーズものを購入。
人生をオリた大人にはなりたくない。
常に心には青春を抱き、自分の人生を最大限に謳歌し、突き進んでいく。
勇気づけられる文章であふれていて個人的にはとてもお気に入りの一冊。 -
これで三部作を読了。
一貫して「今を闘って生きよ」と目の前で熱く説いてくれた。本を通じた岡本太郎との濃厚接触だ。心臓からグツグツと血液が吹きこぼれ始める感じ。
「自分がやりたいことをやる。ひとに迷惑はかけない。それでいいじゃないか」 -
岡本太郎の純粋さと熱さが伝わってきた。
本から鼻息が聞こえてきた。 -
正直、「自分の中に毒を持て」の二番煎じ、岡本太郎ファンを釣る作品くらいの気持ちだった。
だから、買わないつもりでいたが、なんとなく気持ちも、弱っていたし買ってみた。
上のように書いたが、とはいえ、やっぱり岡本太郎の文章である。
ただ読んでいるだけで、本当にパワーが湧いてくる。
最後の巻末の言葉
構成社者の平野暁臣さん
「"キミはキミのままでいい。弱いなら弱いまま、誇らかに生きてみろよ"そう言っているだけです。
そうやって生きたのが岡本太郎なのです。」
最後にこの文章を読むと、岡本太郎が、「弱くても、弱い事を分かって我を貫く、そこにパワーがある」という事を言っていた事が思い起こされてより、味わいがじわっと出て、とてもいい。 -
部署異動で孤独感を味わった帰りに買いに走り、次の日から精神的に武装して出勤できました!笑
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文化の基盤になるのは、けっきょくは自分自身だ。
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太郎読んでると、自分がどんどん無駄に大人になってきたのかもしれないと思ってかなしい。
でも太郎を読んでいない時は大人になりたい、いつも冷静さを持っていたいと思っている自分がいる。
社会人になったらもっとこんな風に思ってしまうんやろうか。絶対一生定期的に読み返す、心臓にパンチ入れてください。
「不器用な祖先は地上にとり残された」のところだいすき。 -
芸術において作品のクオリティは、自分では判断できない。
ゴッホは絵が全く売れず、絶望の中自殺した。
それが今やその評価はご存知の通りだ。
自分にコントロールできるのは質ではなく作品を創り続けることだ。 -
書店でタイトルに心惹かれて購入した一冊。
岡本太郎というとテレビで見た世代ではないし、「芸術は爆発だ」は漫画の中の言葉だと思っていた。前衛的で世の中に噛みつくタイプの芸術家くらいの印象はあって、今回は"孤独"というキーワードに引っかかって読んでみた。
前半は、自分が主であること・お前がお前の頭で動け、という痛烈なメッセージを感じた。でも、今の若者は、、的な周りを憂う雰囲気より、本来こうあるべきだろう!という活力を強く感じた。たまにこういう人に出会うことも必要だと思う。簡単な言葉かもしれないけど、なんかやってやるか、という気持ちになる。
自分は未熟であることを理解して(無知の知)、自分で考えること、これが基本で最も重要な芯のある人間の真理かもしれない。
先日みた映画「セッション」で、自分のダメだったところがわからないではなくて、怒られるのが怖くて何にも言えない生徒にブチぎれる教師を思い出した。考えを出さない、行動しない人が増えていくと結果的に陰湿な雰囲気になるし、いい考えになっていかない。なんとなく会社の雰囲気が悪くなっていくときを思い出した。
終盤は、芸術家としての在り方みたいな内容で、わかり切らない部分もあったが、全体通して丸くなり過ぎてはいけないな~と思い出すような内容だった。
著者の老いに対する考えとして、認識することに強い嫌悪感があることを感じた。協同体の重荷になったら自殺する部族のエピソードは強烈。倫理を無視するなら、なんでもかんでも長寿ではなくて本能的にそういう選択もありなのかもしれない。
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自分がやりたいことをやる。ひとに迷惑は掛けない。それでいいじゃないか。
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以下印象的な内容のメモ。
・孤独を悲壮感でとらえるな
・人生に目覚める(責任を持つ)のは12~13歳
・惰性的に生きると悩みが重くなる
・人間のノーブレスは闘うこと・災いを受け入れること(noblesse:フランス語で高貴さ)
・自分を客観的に動かすイメージ。自分=他人、他人=自分の使い分け
・私なんか...は他責の現れ。謙虚は自分を貫くこと。
・社会のルールを学ぶだけで何の意味がある?形而上学の意味が無くなってしまう。
・無目的、無意味な挑みに意味がある
・不純なものにノーと突き付けて、飛び込む。逃げない
・誤解された範囲がその人間の大きさ
・サルが木から降りれなかったのではなく、ヒトが木に登り損ねた。最も自然生活から遠ざかった動物。
・排他的心情の中に愛はない。
・遊びの手段が増えるほど、空虚なムードは増えている。病む人が増える。溢れ出る本然の喜びとは?
・鑑賞にいいと思ったことだけを感じる。わからない部分は心配しない。
・表現したいは原初の欲求のはず
・日本では「誰かがやらなければいけない」とみんなが言う。「オレがやる」は不遜で常識違反?? -
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力強い情熱あふれる言葉の数々に元気をもらいました!ほとばしるエネルギーをみなぎらせて毎日生きていきたいですね!
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ガソリンのような本でした。『自分の中に毒を持て』から始まる3部作のトリです。どうしてこうも今の時代に刺さるのか不思議なぐらい刺さる刺さる。
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心に刺さる言葉がたくさんあって、初めて本に付箋をたくさん貼りました。
そう簡単に真似できることばかりではないです。でもそう考えるのではなくて、"構成者の言葉"にもありましたが、「"キミはキミのままでいい。"そう言っているだけ。いかにして岡本太郎を体内にとり込むか。」そういうことだと改めて思いました。この本に書かれた言葉をヒントに、自分と向き合って、「自分の責任において、己を徹底的につらぬく」。
それと、「人類は木に登りそこなった」「あえて登らない方を選んだ」という話は、新鮮で面白かったです。 -
半世紀以上前に語られた岡本太郎の「怒り」の数々
その言葉一つ一つが色褪せることなく
現代を生きる我々の指針になり得ると感じました -
岡本太郎という人間に初めて触れた本です。
現代でこそ受け入れられやすいような考えにも思えますが、これが1960年代前後に綴られた言葉だと考えると、とんでもないパワーや信念のようなものを感じます。
構成者の後書きにある「いかにして岡本太郎を体内に取り込むか」という表現がもう、全てだと思います。
何回でも読み返したいなと思う本でした。 -
自分の軸がぶれそうな時に帰ってこれる1冊になりました
人生の主役は自分
大きなエールがもらえる1冊です。 -
力強い岡本太郎の言葉たち。
説得力があるような、ないような。
ただ、彼のような心で生きられたなら、
人生は悪くないって思える言葉たち。
無目的、無意味な挑み。
いいじゃん。 -
太陽の塔を見に行った時、感化されて買ったこの本。私から見る岡本太郎の印象は"尖っている"。でも岡本太郎は尖っているとゆうよりかは"燃えている"という表現の方が近いかもしれない。読み終えてから、全部かかってこいとゆう強い気持ちと、勇気をもらえた。どんな自分も受けいれて朗らかに生きようと思う。自分と思い切りぶつかって向き合い、ど根性で馬鹿みたいに生きてやると思った。岡本太郎は言葉にできないようなうちに秘めた憤りを言葉にするのがすごく上手で、私はものすごく大好きです。
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1950年代後半から70年代に書かれた本などから集められた文章だけれど、古い考えと思えない事が多い。
著者プロフィール
岡本太郎の作品
