その食べ方では毒になる! (青春新書プレイブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413210140

作品紹介・あらすじ

私たちの体は、何をどう食べるかで、健康にも不健康にもなる。「手作りフルーツジュースは体に悪い」「ニンニクを食べ過ぎると、かえってスタミナがなくなる」「年齢を重ねるにつれ、粗食にしないほうがよい」「肉のコレステロールは、大豆製品が排泄する」「どんなに食べても太らない時間帯がある」……など、正しい食べ方、間違った食べ方に言及。思い込みや常識を払拭する目からウロコの情報満載。病院で血液検査値の改善を目的とした栄養指導をしている著者が、病気にならない食べ方、免疫力を高める食べ方を提案する。

感想・レビュー・書評

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  • 食べ物の積み重ね。

  •  毎日必ず何か食べて生活している。そう考えるとどう食べるかと言う問題が浮き彫りになる。怪しい物質が山盛りになっている食べ物や衛生管理がなっていない所からやってくる食べ物。

     例えば、食べた後すぐに寝ると「牛」になると言われるが、「牛」どころか「石」になると著者は指摘している。どうしてかと言うと、寝ている間は水分補給ができないために尿の濃度が高くなる。それを毎日コツコツ積み重ねると結石という名の利子がついてたいへんなことになるとある。そんな「利子」はいらない。「ネムロー」にならずに「オキヨー」になるように注意しようかな。

     モクモク羊のように甘い物好きの甘ちゃんは気を付けた方がいいのは、あまいものをたくさん食べる生活を送っていると老化街道まっしぐらになる。体内糖質が入ると、体内のたんぱく質と結託して「AGE(糖化最終生成物)」ができるとあり、そのAGEは老化促進物質と言う厄介な代物だ。綾瀬はるかのように肌や頭の中身を天然にしたい方は、あまいものを控えめにする必要がある。と思ったが頭の中身を天然素材に変えたい人がどれだけいるのかな。

     意外に思ったのが粗食はされにとってもいいものではなかったことだ。健康な人が僧侶のような生活を送ると体の様々な機能が衰えると言う恐ろしい現象が進行すると指摘している。年齢を重ねても特に体に問題がない限り「肉食系男子(あるいは女子)」になって肉をムシャムシャ食べることも必要になる。

     自分の身を守るのは自分しかいないので健康をどう維持していくか大いに興味がある。この本を参考にして医者いらずの生活を送りたいなあ。

  • 2014/07/11
    復路

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著者プロフィール

【著者】
森 由香子(もり・ゆかこ)
東京農業大学農学部栄養学科卒業、大妻女子大学大学院(人間文化研究科 人間生活科学 専攻)修士課程修了。
管理栄養士として、医療機関をはじめ幅広い分野で活動中。東京都内のクリニックで入院・外来患者の食事相談や栄養指導、ダイエット指導、食事記録の栄養分析、病院食メニュー開発、料理本制作などの経験を持つ。
日本抗加齢医学会指導士の立場からは、食事からのアンチエイジングを提唱し「かきくけこ、やまにさち」(R)食事法の普及に努めている。

「2023年 『100年長生き食』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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