マッキンゼーで学んだ感情コントロールの技術

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  • 青春出版社
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感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413231022

作品紹介・あらすじ

怒り、イライラ、嫉妬、焦り、不安…日々の仕事や生活で湧き上がる感情を上手にコントロールし、それを仕事の成果につなげる、マッキンゼーなどトップコンサルタントやビジネスエリートたちが行う感情コントロールの技術を初公開。個人の感情コントロールだけでなく、チーム・組織の感情コントロール術も紹介した、ストレスフルな時代を生きるビジネスパーソン必読の一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 感情コントロールに関する本。
    内容はアンガーマネジメントに関する内容だが、
    正直あまりマッキンゼーとの繋がりが分からなかった。

    【勉強になったこと】
    ・楽観主義と楽天主義は異なる。
     楽観主義:
      物事の問題点や改善点を客観的に把握し、
      それに対してできる限りの対策をしたうえで、
      あとは天に任せる
     楽天主義:
      他力本願

    ・感情をマネジメントするときは、
     コントロール可能なことと不可能なことを
     正確に把握すること。

    ・傾聴、共感、受容の3段階
     傾聴:相手の話をさえぎらず、とにかく聞く
     共感:相手の話に共感し、同調する
     受容:相手の存在を受け入れて、相手を認める

    ・相手の気持ちを先回りして伝えるフレーズ事例
     〇〇さんはそんなつもりではないとは思いますが…
     こちらの勘違いだったらごめんなさい。
     分かってないと思われるかもしれませんが…
     同じことの繰り返しのように聞こえるかもしれませんが…

    ・喜怒哀楽を素直に表現できるひとは、
     はたから見ていても分かりやすい。

  • 感情を抑圧するのではなく、むしろ喜怒哀楽を素直に表現し、自然体でバランスが良い常態が理想
    感情は、客観的な事実に加えて自分の主観、心の偏りや思い込みなどが大きく関係する

    1 自分の中の感情を素直に認める
    2 感情が沸き起こった問題の構造を把握する
    3 どうしたらその問題が解決されるか仮説検証する
    4 解決策を導き出す
    (自分では解決不可能な問題は、割り切ってスルー)

    怒りの元になるのは、不安、劣等感嫉妬、恐れ、欲求不満、悲しみ、パニック
    自分のバイアス(ビリーフシステム)を認識しておく
    感情を受け止め昇華し、キャッチアンドリリース。

    ロジカル分析ノート:左に出来事と感情を、右に解決策を書く
    クリアリングノート:右に感情をひたすら書き出す。左には翌日賢者担ったつもりで色を変えて自分に対するアドバイスを書く。
    Ifを設定して視点を変えて考える

    傾聴では、相手の考えを否定しない、ジャッジしない。共感して承認欲求を満たしてあげる。その後、受容して相手の自己肯定感を高める
    YouメッセージではなくIメッセージで話す。
    「〇〇さんはそんなつもりではないかと思いますが」
    「勘違いだったらすみません、私はこう受け取ったのですが」
    組織ではIではなくWeでメッセージを。心理的安全性が関係の質を向上し、生産性を高める

    感情のコントロール法
    笑顔の自分を演出、一人二役イメトレでポジションチェンジ。丁寧な受け答えをする。
    怒りを覚えた時の行動
    深呼吸、その場から離れる、目の力を抜く、感情を紙に書き出す、

    マッキンゼーの原則
    モグラ叩きをするな。問題の構造を把握する。仮説を立てて検証する。事実と意見を分ける。
    空・雨・傘(現状、解釈、解決策)の思考。

  • マッキンゼーで学んだ感情コントロールの技術
    著:大嶋 祥誉

    自分の感情に素直に向き合うことで、感情や感覚が研ぎ澄まされる。普段から自分の気持ち、感情を大切にしているからこそ、そのシグナルをキャッチすることができる。そういう人は、自分が疲れているときや、休むべきときもしっかりそのサインを受け取り、対処するので、病気になったり、気分が不安定になったりしにくい。

    本当に仕事ができるビジネスパーソンほど、ロジカルシンキングだけでなく、直感、インスピレーションを味方につけている。それに従うことで、結果として、仕事でもプライベートでも、良いパフォーマンスをあげている。

    本書の構成は以下の6章から成っている。
    ①仕事の9割は感情コントロールで決まる
    ②あなたの感情が乱れる本当の原因とは
    ③モヤモヤした感情を解決可能な課題に変える法
    ④感情を仕事の成果につなげる実践テクニック
    ⑤組織とチームの感情コントロール術
    ⑥感情コントロール力を身につける日常習慣

    感情を表に出すことは悪いことではない。
    全てを隠してないことにしていまうことでは、問題の根本的な解決は出来ず、先送りにしてしまい、問題が鬱積することにより違った弊害も起こる。

    全てを受け入れ、棚にしっかりと区分けして整理し、できること、できないこと、対応できること、対応できない、対応すべきではないこと等にわけて考えることが必要である。

    チームにおいても同じである。感情を取り入れながらマネジメントすることは弊害も多い。しかし、全てを受け入れることで時間はかかるものの人間的な基盤を共有することで関係性も深くなり、お互いを尊重することにもつながる。

    自分の感情もしかり、仕事上であっても家庭内であっても、個人、チームそれぞれでも本書は応用することが可能であり、全ては有機的につながっていることからもぶれずに向き合いたい。

  • とても勉強になりました!
    感情をロジカルシンキングで考えるとう発想も新しい。感情を抑えるのではなく向き合い解決していく。味方につけるか敵にしていくかも自分次第である、

  • アンガーマネジメントの基本について、この内容の本を読むのは初めてだったので非常に参考になったが、似たような内容の本は世の中に溢れているのだろうと思った。
    ただ文章は読みやすかったので、高評価。

  • 怒りや悲しみのようなネガティブな感情は抑圧せず、気づいて認めて手放すキャッチ&リリースで対処するとよい。心理学用語も散りばめながら、ネガティブな感情に振り回されないための具体的な方法が、すっきりとまとめられている。

  • ☆感情コントロールとは感情を押し殺すことではない

    1感情を意識化し、冷静に受け止める
    2感情が沸き起こった問題の構造を把握する
    3どうしたらその問題が解決されるのかを仮説をたてて検証する
    4解決策を導き出す

    ☆「悩みにせずに問題にする」
    1「自他の問題」を分ける(課題の分離)
    相手の問題を自分の問題と勘違いしない
    2「コントロール可能なこと」と「不可能なこと」を分ける
    3「優先順位の高いもの」と「低いもの」を分ける
    4不安な事態が起きる確率と起きたときのダメージを判断する
    5「事実」と「意見」を分ける
    6「問題」と「感情」を分ける

    ☆本来人の感情に善し悪しはない。様々な状況や環境に対応するために備わった人間の本能的な反応。
    感情コントロールとは、ネガティブな部分を抑圧するのでも殺すのでもない、あらゆる感情を受け止めながら流してやること。

    1自分の感情を認め、客観的に把握する
    2その感情が生まれた真の原因を分析する
    3感情を「課題」に変換する
    4課題の解決策を導き出し、実行する

    ☆最強のチーム力
    「心理的安全性」が確保されていること
    =この場では自分を素直に表現しても否定されず、受け入れてもらえる。本音を語ってもいい、そういう安心感があるからこそ、自由に自分の意見を言い、能力を発揮できる

    ☆何かの出来事に善し悪しの区別をつけるのは、その人の解釈
    あらゆる感情を受け止め、一歩引いて客観的に自己分析する。そしてそれらの感情を引きずることなく、流してやる、昇華させる

    ☆感情コントロールとは、感情を殺すのではなく生かす方法論
    どんな感情も受け止めることが必要。それを認め、感じ切り、その意味を理解したら、今度はそれをいつまでも抱え込まずにリリースする。

  • 【気になった場所】

    感情と仕事のパフォーマンスは不即不離の関係である
    →仕事を仕分ける
    →感情を見える化し、解決すべき問題や課題に落とし込む

    仕事において最強
    どんな状況でも感情に流されず、自分をコントロールし、自分の力を最大限発揮できる人物
    →敵ではなく味方をつくる、不思議と周りから支持され、好かれて、すべてがいつの間にか自然な形で、自分の望むような流れをつくっている
    →ロジカルな問題解決の手法とノウハウを学ぶことで手に入れることができる

    感情のコントロールは、感情を抑圧することではない。自然体でバランス良く、喜怒哀楽を素直に表現すること
    →感情を抑圧しようとすると、その分エネルギーが浪費される
    →本来の目標のためにエネルギーを向けること

    嫌な人こそ、じつは人生を大きく変える重要人物の可能性が高い
    →嫌な人は自分の感情を揺さぶりがち
    →自分の心の中の偏りや思い込みが大きく関係している
    →自分に原因がある
    →感情は自分の主観、心の偏りや思い込みなどが大きく関係している
    →感情が乱れた時は、自分が成長するチャンス

    問題解決のプロセス
    ・真の問題を見極める
    ・問題の構造を把握する
    ・仮説を立てて検証する
    ・解決策を導き出す

    感情コントロールのプロセス
    ・感情を意識化し、冷静に受け止める
    ・感情が湧き起こった問題の構造を把握する
    ・どうしたらその問題が解決されるか仮説を立てて検証する
    ・解決策を導き出す

    最も激しく相手を攻撃する感情である「怒り」は、不安や嫉妬など、「怒り」以外のネガティブな感情から変化することがある

    感情の乱れの根源
    バイアス 先入観や偏見
    ビリーブシステム 幼い頃から身につけてきた考え方や価値観
    一番は、肉体の疲れ

    ロジカルシンキングの基本 物事を分けること

    組織の感情コントロール
    ・依頼する理由、依頼する仕事のゴールや具体的な成果物、期限、使えるソース、進捗報告といったルールを伝えること
    ・傾聴力
    ・ヒトでなくコトにフォーカスする
    ・Weを使ってチーム全体で問題を共有
    ・使命感=ミッションを共有→心理的安全性が確保されている状態

  • 私はネガティブな感情を持ちやすい方です。
    それでもチームのリーダーですので、以下、参考になった部分をまとめます。

    自分の感情を認め、時には修正、時には流す。

    一番、参考になったのは他者やチームの感情コントロールの方法だと思います。
    私に欠けている部分、それは他者やチームの感情コントロールの技術なのだと、目から鱗が落ちる思いです。

    他者の承認欲求を満たせてあげられていないことを痛感。
    まずは傾聴、共感からはじめて、それでこそ相手も心を開いてくれるのでしょう。

    チームとして、ヒトではなく、コトにフォーカスするというのも参考になりました。それから『We』で考える、これは明日からでも実践したいです。

    個人的には後半部分の方が実務に活かせそうです。

  • 不安や怒りを感じたときに、感情をコントロールするテクニックが学べた。問題をわけることで、問題をシンプル化するテクニックは是非マスターしたい。特に自分は次の3つを意識したい。

    1.問題が自分でコントロールできる/できないをわける
    2.事実と意見をわける
    3.問題と感情をわける

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著者プロフィール

大嶋祥誉(おおしま・さちよ)
エグゼクティブコーチ/作家/TM瞑想教師、センジュヒューマンデザインワークス代表取締役
米国デューク大学MBA取得。シカゴ大学大学院修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアットなどの外資系コンサルティング会社を経て独立。現在、経営者やビジネスリーダーを対象にエグゼクティブコーチング、ビジネススキル研修のほか、人材開発コンサルティングを行う。また、TM瞑想や生産性を上げる効果的な休息法なども指導。
著書に『マッキンゼーで叩き込まれた 超速フレームワーク』(三笠書房)、『マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣』『マッキンゼーで学んだ「段取り」の技法』(ともに、三笠書房《知的生きかた文庫》)など多数。自分らしい働き方を探究するオンラインコミュニティ『ギフト』主催。

「2021年 『マッキンゼーで叩き込まれた「問い」の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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