- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413231220
作品紹介・あらすじ
成熟度が男の子に比べて高く、宿題もコツコツできることの多い女の子の中学受験は、比較的ラクだと思われてきました。でも同姓なのに、いや同姓だからこそ、お母さんとさまざまなあつれきが起こってしまいます。そこで、親がちょっとしたことに気をつけるだけで、驚くほど女の子の成績は伸びていきます。数多くの親子への実践的なアドバイスで合格に導いてきた京子先生が、これまで語ってこなかったノウハウを大公開! 合格への道すじを明るく照らしてくれます。
感想・レビュー・書評
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まだ3年生だし〜とのんきに構えてたら、まわりがあっという間に塾に通いだしてて急に焦り始めた次第です。
そもそもするかしないかも決めてないけど……。上京して以来初めて東京恐ろしい!と思った!
本書では、著者がこれまでみてきた親子のモデルケースを交えつつ、女の子のポテンシャルをいかに伸ばしながら中学受験という長い道のりを走り切るかがまとめられている。
中学受験ってやっぱり親子の二人三脚なんだなぁ。女の子は特に思春期や第二次性徴にさしかかる時期だというのは大変そう。
でも、合格・不合格の結果にこだわりすぎず、受験にかけた日々の努力を通して、何を得られたかが重要という点には納得。「やって良かった」と思えるその経験が将来を左右するのだね。
中学受験は目的ではなく手段。それだけでもやる意味はある。のかもしれない……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学受験生の教育に携わってこられた著者の経験を交えながら、女の子の特徴を理解しながらどのように関わっていけばいいか分かりやすく書かれていた。本書で紹介される様々なエピソードから、女の子の心に寄り添う事の大切さを痛感した。いかなる時も娘の心に寄り添い、落ち込んでいればまず話を聞いてあげられる親でありたい。
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首都圏に住む親は、中学受験の話題から逃れられない。
親自身は経験がなくても、子供が学校を通じて情報を
仕入れてくることが想定されるため、親による先取り学習の一環で手に取った経緯。
また、日経新聞で著者紹介に「3年先まで予約で埋まっている家庭教師」なる触れ込みもあり、セレクトしてみました。
グリットを読むと課外活動って良いんだろうな、じゃあ友達も行ってて本人も興味が湧いてるから、まず塾へ。そしてお受験モードへ。というのが一番やっちまった感のあるパターン。
やるならやる、やらないならやらない。
前者の時には何を基準にどこまで考えておくのか。
共学と女子専門だと特徴は何か。
そして女の子だと巷で言われる特徴に対して対応をどこまで考えておくべきか。
良心的に幅広いトピックスがちりばめられてて、確かにこの家庭教師の方に任せたい、と思う気持ちになるのかも感じました。
お忙しいパパには必読かと。